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初級地域公共政策士の資格(その2:eラーニング)
前回の記事に続いて、「初級地域公共政策士の資格取得まで」第2弾です。今回は、資格取得までに必要なeラーニングについて書きます。
改めて、僕が取得した初級地域公共政策士の資格取得に必要だったことを書くとすると、
①eラーニング(10単位)受講→②PBL(課題解決型演習.2単位)受講です(超ざっくり)。今回は①についてです。※今回の記事は、僕が資格取得した令和4年度時点の情報ですのでご了承ください!
前回の記事はこちら↓
資格プログラムの詳細はCOLPUの公式サイトに書いてあります。
初級地域公共政策士資格取得に必要なeラーニング
(その1)で紹介したとおり、資格取得をするためには①大学で講義を受けるか、②eラーニング+PBLの2パターンがあります。②を修了すると、地方創生カレッジプログラムを修了したことが認証されます。
下の方に、地方創生カレッジプログラム講義のスクショを貼り付けます。合計12の講座が資格認定の単位となる講座で、この中から10講座(10単位分)を受講し、修了することが必要です。各講座だいたい4時間ほどで受講でき、週1時間のペースで受けて1か月で終わる計算です。すべての講座に修了テストがあり、合格すると修了証書もダウンロードすることができます。
修了証書に講座名と自分の名前が書いてあると、ちょっとした達成感があります。
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![](https://assets.st-note.com/img/1703085304819-1EPtaDvSXj.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1703085336296-NwLXwZnqCr.png?width=800)
ちなみに僕が受講した講座は、
1 共生の社会学
2 公共政策学の基礎
3 公民協働におけるファシリテーション技法
4 政策づくり入門
5 地域に飛び出す公務員
6 地域課題と法政策
7 地域農業の再生・創生
8 地方創生における教育の役割と可能性
9 非営利組織の理論と実績
10 文化経済・文化政策論
でした。どの講座もおすすめですが、個人的には1〜6、そして8のテーマが興味分野です。
新しい講義もぞくぞく追加
少し古い年度の講義もあれば、新しい講義も少しずつ追加されています。最近でしたら、先週の水曜日に【地方創生に資する金融機関等の特徴的な取組事例(令和4年度)】が開講されました。
産官学金連携と言われる時代。地方創生に関心ある熱量の高い公務員や金融マンが肩書きを外して交流するネットワーク作りの場『ちいきん会』の取組も活発です。沖縄県内でも、最近から自治体と金融機関が人材交流をしているところがちらほら見えてきました。
もちろん、資格取得に必要な単位を取り終えても追加で講義を受講することができます。各テーマの体系的な知識を学ぶことができるので、個人のスキルアップやリスキリングとしてだけでなく、自治体・民間企業の研修としても使えるんじゃないかと個人的には思います。
eラーニング受講後の流れ
実際に受講して分かるのですが、1単位4時間って結構長いんです。倍速受講もできるのでありがたいのですが、大学で集団講義を受けて資格取得を目指すのとは違い、1人で挑むとモチベーションを保つのは大変かと思います。ここまで来られた方、本当におつかれさまでした。
必要単位数分の講義をすべて修了(合格)したあと、いよいよPBL(課題解決型演習)へ申込みです。
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申込先は、京都に事務所がある特定非営利活動法人グローカル人材開発センターです。地方創生カレッジを受講したあとのPBLはこちらで行うことになります。(僕の場合は京都ではなく、沖縄でPBLができました。詳細はその3で書きます。)
申込書は地方創生カレッジHPや地域公共人材開発機構HPにはなく、グローカル人材開発センターHP内からダウンロードできます。また、わからないことがあれば、グローカル人材開発センター事務局のメールアドレスがHP内にあるのでそちらから問い合わせることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1703579967848-kQ3h5OLHRJ.png?width=800)
ここからが本番
これまではeラーニング受講なので受け身でもなんとかなるのですが、PBLでは実際に地域の課題を見つけ、課題に向き合い、地域に溶け込みながら自分のやれることを模索するだけでなく、実践することが求められます。
したがって、地域課題の解決・解消に向けてチームで動く(組織を動かす)ことができなければ、PBL修了はかなり困難なものになります。(というか、PBLを終わらせてくれない。)
・・・いきなりハードルが上がりましたね。
でもそうなんです。ここからが本番です。
(その1)の記事でも書きましたが、地域公共政策士という資格は『資格を取得する過程で、地域公共人材として、地域の課題の発見と解決のために必要な知識の習得と現場で活躍するために必要なスキルの獲得を目指す』ことで得られる資格です。資格取得後に求められるのは、座学では得られない「現場で使える様々なスキル」です。
資格取得を目指す方がいましたら、そのあたりを少し心にとめながら地方創生カレッジプログラムにチャレンジしていただけたらと思います!
続きは(その3)に書きます。次回はPBLについて書きます。
ここまで読んでくださりありがとうございました!