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初級地域公共政策士の資格(その1:全体概要)

 note更新2回目です。だいたい週1くらいの更新を目標にします。
どんなネタを今後書くかですが…

 初投稿の記事で持っている資格をいくつか書きましたので、しばらくはその深掘りをします。今回は、初級地域公共政策士という資格について数回に分けて書きます。
 インターネットで調べたら取得方法や詳細は出てくるので細かい説明はそこに任せるとして、ここでは主に僕の経験談や主観を書き留めます。公共政策関連の資格取得に興味がある方がいましたら、参考にしていただけたらと思います。
(※オンラインで完結できるのは講義履修までで、実際に地域に出てPBL(Project Based Learning:課題解決型演習)を行う必要はありました。)

地域公共政策士ってどうやって取れる資格?

地域公共政策士の資格制度

 地域公共政策士資格制度については、下のリンクでこのように説明されています。

地域公共政策士は、地域公共人材の能力を認定する資格です。(略)
地域公共政策士の資格を取得する過程では、地域公共人材として、地域の課題の発見と解決のために必要な知識の習得と現場で活躍するために必要なスキルの獲得を目指しています。

地域公共政策士資格制度:一般財団法人 地域公共人材開発機構(COLPU)2023.04

 具体的な説明はリンク先から読んでいただきたいのですが、僕が取得した資格は"初級"地域公共政策士というように、頭に"初級"が付いている方です。初級は大学でいうと学部レベルで、さらに学びを深めることで"初級"のとれた地域公共政策士(大学院レベル)にランクアップとなります。

 資格の取得方法は主に2つのルートがありますので、それぞれ紹介します。

1 大学の講義を履修して取得する。

 地域公共政策士資格関連の講義(資格教育プログラム)を実施している機関は複数ありますが、その講義を提供しているのは主に京都にある大学です。京都以外の大学でしたら、沖縄の琉球大学が唯一の実施機関になっています。↓こちらで受講できる大学が確認できます。

↓琉球大学の受講はこちら。

 琉球大学の場合、大学生だけでなく社会人向けにも広く講義を展開しています。(高校生もいたような。)講義は基本的に土曜のオンライン集中講義が中心(日曜の集中講義や、平日夕方以降の講義もある)で、沖縄本島に住んでいなくても受講できます。フィールドワークがある講義もあり、完全オンラインとはいきません。取得は最短1年で可能で、2年かけて取得する受講生もいるようです。

 僕は2022年(令和4年)の琉球大学のプログラムを受講していました。しかし、土曜日固定でオンライン講義を受け続けることは僕のライフスタイルでは厳しく、3か月で挫折しました。

2 地方創生カレッジ受講&PBL(Project Based Learning:課題解決型演習)で取得する。

 そこで、琉球大学のプログラムと並行して少しずつ受講していた地方創生カレッジのプログラムで初級地域公共政策士の資格取得を目指すことにしました。

 これは、会員登録(無料)することで地方創生に関する知識を学べるeラーニングです。デジタル、コミュニティ、観光、農林水産、産業、金融、人材育成、官民連携など、公共政策に関するキーワードの体系的な知識を学ぶことができます。1講座だいたい4時間くらい。ユニットごとの受講もできますので、自治体や民間事業所の研修でも活用できると思います。

 この講座の中には初級地域公共政策士の資格取得をする際に必要な認定講座が複数あり、これらを履修することで資格認定に必要な"単位"を取ることができます。大学の講義を受けて卒業単位を取るイメージです。サイト内で受講したい講座を選んで受講する形式なので、スマホやPC、そしてネット環境があれば自分のペースでどこにいても受講を進めることができます。
 講義の中には小テストもあるので、受講内容の振り返りもその都度行うことができます。

 初級地域公共政策士の資格取得に必要な単位は合計12単位。eラーニングで必要単位(10単位分=10講座)を取得したのち、PBL(2単位分)を受講することになります。こちらの場合も最短1年あれば取得できますが、PBLの進捗によってはそれ以上かかる可能性もあるように感じました。

「地方創生カレッジ|受講方法 カリキュラム」より。

次回

文章って意外と書けてしまう。

 ここまで記事を書いていて(文章や構成の良し悪しは置いておくとして…)まだまだ続きが書けることに気づきました。長くなってきたので続きは次に持ち越しです!
 次回(その2)は、僕が受講した地方創生カレッジの講義について書き、その3でPBLのことを書きます。

 ここまで読んでくださりありがとうございました!