「法定相続情報一覧図」を作成しました
親が亡くなったりして相続が発生した時、その金額に関わらず、たいていは複数の金融機関の相続(引き出しや名義変更)を行います。
その際に必須となるのが戸籍謄本。
もちろん、他にもいろいろ必要ですけど、特に戸籍謄本は故人の出生から死亡までの全てが必要になるので、結構な束になります。
私の父の場合は5束、全14枚の大作になりました。
その原本をいちいち各金融機関に持って回るのは大変です。
返却されるまでのタイムラグもあるので時間がかかります。
そこで「法定相続情報証明制度」というのが役に立つと聞いたので、作ってみることにしました。
法務局で相続情報のペラ1枚の写しを作ってもらうと、その1枚だけで複数の金融機関で並行して手続きができるというものです。
最初は少し面倒くさい
後々は便利になると言っても、最初に法務局で法定相続情報一覧図を作ってもらうのは少し面倒くさいです。
まずは役所で必要書類を集めます。
・亡くなった人の戸籍謄本
・亡くなった人の住民票の除票
・相続人全員の戸籍謄本(現在の住所)
・申出人の身分証明書(免許証など)
それと、
・法定相続情報一覧図(Excel形式)
→ダウンロードして自分で作成し、印刷して持って行く
・申出書(法定相続情報一覧図の保管及び交付の申出書)
→法務局でもらって書いてもいいが、法務局のサイトでダウンロードできるので事前に書いておくと早い
【注意点】
・法定相続情報一覧図の住所は、戸籍通りに正確に書かないといけない。
※「123-4」ではなく「123番地4」のように書く。指摘されて修正が必要でした。
・当日の発行はできない(1週間ほどかかる)
私の場合、書類が不足していたので、改めて役所で取得して、持って行く必要がありました。
不足していた書類を届けたその日に、確認して発行してもらえたので、行くのは2回ですみましたが、20~30分ほど待ちました。
ちなみに費用は無料です。
「写し」なので、何枚でも発行OKということで、10枚もらいました。
今回の場合は、相続のため少なくとも6カ所の機関を回る必要があるので、少し余裕を見ておきました。
番地の表記は法務局で修正してもらったので、ゴシック体と明朝体が入り交じったシュールな書類になってしまいましたが😅、何とか10枚ゲットできました。
自分の場合、口座作りすぎ問題
私自身は、銀行口座や証券口座などを合わせると、現在は20カ所以上の口座を持っています。
資産運用をいろいろと試したい時期があって、調子に乗って作ってしまったのですが、ちょっと多すぎるなと感じているところ。
これでは私が突然死した時に、家族がウンザリするでしょうね😅
しかも、ほとんど使っていない(解約してもいい)口座は3つか4つで、他は実際に資金を投入して生きている口座なんですよね。
そろそろ自分の「終活」として、口座を絞り込んでいくことを考えたほうが良さそうですね。