生成AIで「フェルメール名画劇場」を作ったので見てみて
毎度、画像生成AIの練習&遊び回です。
今回は、オランダの有名な画家 ヨハネス・フェルメールの絵をモチーフにした小話です。
今回ご登場いただく方々は以下の2名。
シリーズのつもりはなかったけど、何となくシリーズっぽくなってきた。
1作目と2作目は以下です。
📙 画像生成AIで「桃太郎」の絵本を作ったので見てみて
📙 画像生成AIで「赤ずきん」の絵本を作ってみた
『牛乳を注ぎすぎる女と
真珠の耳飾りの一人娘』
17世紀半ばのオランダ。
後の世界で、『牛乳を注ぐ女』として有名になる1人の少女がいた。
少女は牛乳を注ぐのが絶望的にヘタだった。
年頃になっても、相変わらず牛乳を注ぐのが全く上達しなかった。
「ドバァァ・・」
「もぅ!どうしていつもこうなるの?」
それでも毎日練習を続けた結果、「ドバァ」ではなく、ゆっくりと少しずつ牛乳を注ぐことができるようになってきた。
しかし、うまくいきそうな時に限って、下に器を置くのを忘れていた。
「あああぁぁっ・・しまった!」
※この頃、女は絵のモデルになった。
時は経ち・・・
女は母親になっていた。
一人娘を大きく育てた女は、牛乳を注ぐのがかなりうまくなった。
「ほら見て! こぼれてなーい♪」
「それが普通なの! それよりお母さん、最近太りすぎじゃない?」
「えっ・・!?」
「ほ~ら、器を大きくすれば大丈夫!! こぼれなーい♪」
「はいはい、そうね」
「・・・これでも少し痩せたわよ」
「そうだね」
※この時、娘は絵のモデルになった。
不器用だけど、豪快で陽気な母と、
クールでパールでお洒落な娘。
この母娘は、ただの一般庶民だったにも関わらず、『牛乳女と真珠少女』として、本人たちの全く知らないところで、世界的に有名になっていったのである。
おわり
生成AI:ChatGPT-4+DALL・E 3
制作時間:40~50分(画像生成含む)
制作画像枚数:本編9枚(5枚採用)、見出し2枚(1枚採用)
「赤ずきん」の時には、全部で200枚以上は画像を生成したと思いますが、今回はあっさり採用できたので、短時間ですみました。超効率的。
「思った通りの絵を作ってもらう」のではなく、「できた絵からストーリーを構築する」という手法にしたためです。
発想の転換が試されるところです。
【補足】
「牛乳を注ぐ女」のモデルは、低級の家事使用人(キッチンメイド)だそうです。
「真珠の耳飾りの少女」で描かれているのは誰なのか、諸説ありますが、真相は明らかになっていません。
※親子説は、もちろんこの記事内だけでのフィクションです。
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