画像生成AIで「桃太郎」の絵本を作ったので見てみて
画像生成AIを使って「桃太郎」の絵本を作りました。
よろしければ、ぜひ見てください。
■基本ルール
・作成したいワンシーンを、なるべく忠実にプロンプトとして与える
・絵のタッチ(実写風orイラスト)の混在は全く気にしない
・やり直しは最小限にし、候補から無理矢理でも採用する
「桃太郎」
「むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました」
「おじいさんは山にしば刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました」
「おばあさんが川で洗濯していると、川上から大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました」
突然、絵のタッチは変わったけど、シチュエーションはわりと忠実なのでは?
「おばあさんは桃をひろって持ち帰り、おじいさんといっしょに、切ってみることにしました」
いきなりの実写版。
どうみても食後の果物を楽しみにしている後期高齢者夫婦です。
いや、このままでは小さな桃太郎は真っ二つで死ぬよ?
桃、小さいし。
AI:「ほらよ」
なんでこうなる? いや振れ幅よ。
「桃の中から、かわいい男の子の赤ちゃんが出てきました」
※大きな桃を2つに切ると、中から人間の赤ちゃんが出てくるという状況を、AIが全く理解できなかったようです。
そりゃそうだよな。
倫理的に問題があったようで、AIから不適切対象の「警告」が出て、画像は作成できませんでした。
「男の子は「桃太郎」と名付けられ、すくすくと育ちました」
木刀で武芸の練習をする、子供時代の桃太郎。
「桃太郎は立派な若者に成長し、武道の達人になりました」
イケメンだけど、桃がな・・。
「桃のマークが描かれた鉢巻きをしている」と指示したのだが。
「ある日、村人が鬼の襲撃に困っているという話を聞いた桃太郎は、鬼ヶ島へ鬼退治に行くことにしました」
「途中で出会った犬に、きびだんごを与えて子分にします」
きびだんごという最低賃金以下の報酬をやって、命がけのミッションに同行させます。犬は自分を安売りしすぎていないでしょうか。
「サルとキジにも出会ったので、きびだんごをエサにして子分に加えました」
とても鬼に太刀打ちできる布陣とは思えませんが、この戦力で戦いにのぞむしかありません。
「向かう先は鬼ヶ島。船に乗って漕ぎ出します」
おまえ誰だよ?っていう人が乗っていますが。船頭さんかな?
犬はお出かけが楽しくて、尻尾フリフリな表情をしています。
サルは良い味を出し過ぎです。
いきなり歴戦の猛者のような佇まいになっています。
これなら戦力として期待できそう。
「桃太郎一行は、鬼が住むという鬼ヶ島に向かいます」
なんかいろいろとおかしい島に行こうとしていますが、これが鬼ヶ島なのかどうか自信がなくなってきた桃太郎。
どこから上陸すればいいのでしょう?
ってか、鬼いる?
心なしか、犬とサルも疲れて途方に暮れています。
「鬼ヶ島に着いた桃太郎は、仲間たちといっしょに鬼と戦います」
鬼いた!
クライマックスの壮絶バトルシーンです。
犬は増えています。大活躍だ。
サル?もなんか獣人に変身しています。
キジは役に立ってるのか?
関係のないトリ、桃の妖精らしき者も参戦しています。
邪魔しているようにも見えますが。
カオスです。
「無事に鬼退治に成功した桃太郎は、鬼が持っていたお宝を取り戻して、村に凱旋します」
・・って、ジジイになってますやん!
いったい何があった!?
帰りに何十年かかったんだよ。
おじいさんとおばあさんが健在なのはよかったけどな。
めでたしめでたし
・・って、ツッコミ疲れたわ!
<完>
NG集
昔のジャッキー・チェンの映画では、エンドロールでNGシーンが流れていたのが好きでした。
画像生成AIの候補で出てきた「何コレ?」をおまけとして付けます。
以上でした!
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