ChatGPTで画像生成に挑戦!(ただし無料で)
今さら何をおっしゃっているのです?
と、頭に疑問符が浮かんだあなた。
ChatGPTは、無料プランではAI画像生成はできないので、有料プランの「Plus」に入る必要があります。
・・と、思い込んでいました。
ChatGPT Plusは月額20ドル。
最近のレートでは日本円で月々3,000円以上。
毎月支払うのは結構痛い出費です。
でも、「ChatGPT Plus」にすると、「GPT-4」「GPT-4o」が使えるようになるだけでなく、画像生成AIの「DALL・E 3」が使えるようになります。
これが大きな利点。
私は普段、ChatGPT-4+DALL・E 3の環境で画像生成して、投稿記事を作成しています。
しかし、衝撃の事実が!
無料のChatGPTでもAIイラストが作成できるのですね。
知りませんでした。
※のんのんさん、ありがとうございます。
やってみますね!
かわいい黒猫の絵を描いて
「いかがでしょうか?」ってアナタ・・🤣
めっちゃいいよ!
AIによる画像生成の進化、その究極の終着点。
一周回って最先端な気がする。
これこそが「絵を描くAI」を肌で感じさせる例なのかも。
初めてプログラミングを勉強する時、パソコン画面に「Hello World」というテキストを表示させるのが初歩の初歩。
その時の気持ちを思いだして、少しノスタルジックになってます。
子供が初めてパソコンで描く絵のような、素朴な味があります。
楕円とポリゴンのみで構成されていますね。
「画像」というより「図形」。
基本図形が手に取るように分かります。
ただ、残念なことに尻尾がありません。
尻尾も描いてもらいます。
尻尾も描いてください
うわ、なんか警告出た。
「尻」か!?「尻」に反応したのか?なんで?
これのどこに利用規程に違反している要素があるのだ?
猫と思われる本体の横に、「半分の楕円弧」が描かれました。
これを尻尾だと言い張るのですね、君は。
ごめん、ちょっと鼻水出たので鼻をかむね。
ベクトルデータですね。
ペイントじゃなくて、パワポかエクセルかな。
尻尾は猫の体につながっていないけど、そんな細かいことは気にするなってことですよね。
「尻尾も追加しました!」「これで完成しました」って誇らしげに言ってるもんね。
完成したならいいか。
次いく。
白い犬の絵を描いてください
ぐぅわはっ・・(吐血)
白い犬だ。
ハートを撃ち抜かれた💘
「画像生成AI」の新たな可能性を目の当たりにして戦慄。
よく見たら輪郭は黒猫と同じじゃないかい?
体:円
顔:楕円
目:楕円、楕円
鼻:楕円、楕円弧
耳:三角形、三角形
尾:楕円弧
パーツは以上です。
ちゃんと学習したのか、最初から尻尾もあります。
さて、次は・・
何だと!
ぐぉぉぉ・・
無料では画像は3回が限界か。早すぎないか?
これからって時に、明日までお預けとは……😭😭
世の中、やはりカネか。金持ち優遇か。
でも、Plusに入ったら、同じプロンプトでも上級AIのダリさんが出ばってくることになるので、このベクトルデータの絵は描けなくなるわけで。
これは恐ろしい罠。
なんというジレンマ。
ところでお気付きだろうか?
「いかがでしょうか?」の語尾に、いちいち付いている記号。
これって、
(>_<)
の顔文字ですよね。顔が半分隠れてますけど。
自信満々に「いかがでしょうか?」と言いつつ、内心では「こんなんでいいのかな?」「怒らないで…」という顔を、物陰にかくれて、コソッと半分覗かせているようなイメージです。
実際には、このマークにカーソルを当てると、「分析を表示します」というツールヒントが出ます。
分析結果を見たら、やはり「Circle」「Ellipse」「Polygon」など、図形描画の命令文が書かれているのが確認できます。
Pythonのコードですね。
個人的には、「半分隠れている顔文字」と見なした方がおもしろいので好きですけど😄
無料版のChatGPTでは、画像は生成できないと思っていましたが、画像ではなく「図形描画」ができるということを知って、また1つ大人の階段を上ったような気分でした。
おまけの余談
こちらの過去記事で試した「Sketch to Image」を試しました。
このラフな線画から、白い犬を画像化してみます。
画像化すると下記のようになりました。
多少、崩れはありますが頑張ってます。
原画がアレのわりには。
以上です。
追記:
続編の投稿をしました。
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