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続・ChatGPTで画像生成に挑戦!(GPT-4oで)

前回の記事はこちら。

今回は、ちょっと気になったことがあったので続きです。

まずは、有料の「GPT-4o」で画像生成をしてみましょう。

プロンプトは、前回のまま、無料のGPT3.5と全く同じです。

かわいい黒猫の絵を描いて

画風やサイズ等の指定は一切せずに、デフォルトでお任せしました。
イラストと描かれていますが、実写風ですね。
かわいい黒猫の画像ができました。
これがダリさんの普通の実力。

さて、「GPT-4o」が無料版の上位互換であるならば、前回のようなプログラムによる図形描画もできるはず。
書き方だけの問題。

同じ絵ができるかどうかは分かりませんが、試してみましょう!

「かわいい黒猫の絵を描くプログラムを作成して、図形で表示してください」

ほら、できた!


耳なし、緑色の目の……
なにコレ?な物体が。
今回は、最初から尻尾もあります。棒だけど。

棒が刺さった雪だるま……
矢で打たれたフクロウ……

僕は黒猫です!

いや、せめて耳・・

「耳も描いてください」

できるじゃないか。

グッと猫っぽくなりました。

おっと、よく見ると、画面の下部に気になるリコメンド命令のボタンが!

「猫の足も追加してください」だと!

何か自信ありげですね。
できるんだな?

ポチッとする

「猫の足も追加してください」

足!! 短っ!


とにかく、猫足が付きました。

ごめん、ちょっと鼻水出たので鼻をかむね。

「棒」だけど。うん、安定感は増したな。

いや、基本図形しか描けないのは分かったから、せめて楕円形とかで、丸っこい手足がついて、ぬいぐるみっぽくなるのかな?と、少しでも期待した自分が浅はかでした。

さらに次の展開

「背景ディテール」または「首輪」のオプションが・・!

そうか、これが「沼」かっ!

もはや、プロンプトなど不要で、ボタンを押すだけ。
抜け出せない。

候補を出しているってことは、君、今度もできるんだな?

迷った末、背景よりも首輪だ。

ポチッとな。

「猫に首輪をつけてください」

かはっ・・!(吐血)

○ 猫の、
○ 首の部分に、
○ 輪が描かれた。

猫に首輪をつけてください=「正解」

なんだろう?
何ひとつ間違っていないのに、すべてが間違っている感。

鈴までは期待していないけど、せめてドラちゃんのような首輪を期待した自分が浅はかでした。

最後のポチッとコマンドは……

背景か。

ドキドキ、ワクワクが止まらない。

「猫の背景を追加してください」

ニャーー!!


すみません。
人間の語彙を失っておりました。

これで完成形です。

足の部分がどうなっているのか、よく分かりませんが。
とにかく背景画像ができました。

例の顔文字(>_<)から分析結果を見ましょう。

ちゃんと、コードにコメントが付いています。
background details(背景)の構成要素は、
Ground:地面
Sun:太陽
Tree:木
ですね。

満月か卵の黄身かと思った円形は太陽でした。

さて最後に

またしても「Sketch to Image」をやってみますよ。
Clipdrop内にある、線画からイメージを作成するAIツールです。

これには落とし穴があって、塗りの色がなくなって単色の「線画」になってしまいます。

背景の地面や木という認識は失ってしまうので、どうなりますか。
プロンプトには「cat」とだけ入力します。

ぬお?
なんとなんと、ミラクル。

線画の時点でどこか既視感がありましたが、首輪のつもりの輪っか部分が、偶然目と重なったことで、「ド○えもん」の顔っぽくなりました。

「木」は、もはや何か分からないものになってしまいましたが、輪郭しかないので仕方ありません。

まとめ

ChatGPTの画像生成は、無料版/有料版に関わらず「○○の絵を描くプログラムを作成して、図形で表示してください」と命令すると、Pythonの図形描画が可能のようです。

複雑な図形じゃなければいけるでしょう。

使い道があるかどうかは分かりませんが。


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