見出し画像

小5の背中

こんばんは。hagixです。

今日は梅雨の合間で快晴でしたが、とても暑かったですね。
自転車で行動してますが、汗だくでした。
漕いでる時より止まった時の滝汗、、、、夏ですね。


今日は休みで、たまたま朝早く目が覚めて、
妻から、「今日子供の授業参観あるけど行く?」と言われて、
「そりゃあ是非!」となり授業参観に行きました。

いつもは予定を聞いているんだけど、今日は聞けてなかった。
妻も僕もお互い忙しかったから会話が不足したんだろうなと。

妻はPTAで行けないから僕が行きました。


去年、初めの方、学校行くのが嫌になった時期があったんですが、今年はそんな感じもせずのびのびやってる感じで安心。

5年生にもなると、昔は笑顔で寄ってきた子も、若干距離をとっている感じがするのは僕だけだろうか。

「オッス」と言っても無視する子もいたり、マスク越しの視線が鋭い子もいたり。

「そんな年ごろか」と思ったり。

息子も、小5の方は僕が来たことが分かると目線を知れっと外すありさま。
小1はパパ―!!と言って寄ってきて友達に紹介してくれる、この差wwww。


小5の教室へ。

授業参観は算数でテーマは関係、比較

20センチのリボンを1とした時に、32cmのリボンは何倍か、16センチのリボンは何倍か?というようなことをやってた。

分かる人~~?

と先生が質問すると、「はい!!」という大きな声が連呼され、勢いよく手が挙がる、挙がる。


「おおここは、まだ侵食されてないな。」
※グロービズで無理やり手を挙げて点数を取った時がふと回想。


頭で考えてから手を挙げるという感じではい。


大人になるにつれて、わかってても手を挙げない、挙げれなくなっていく。
もちろん僕もその一人。

その分岐点はいつか。
高校くらいか。

いつしか、手を挙げることがだるい、ダサい、意味ねーみたいな解釈になった時があったような無かったような・・・。
大学の時とかは何百人もいるからまず手は上げないし。

そしてそのまま大人になるんだよね。

手を上げた後の反応を気にする、どう思われるか、間違えたらどうしようか、仕事が降ってきたらいやだ、責任取らないといけない。

Doする前に、頭の中でP(Plan)の嵐、豪雨。

小5はそれが少ない。だからDoがでる。


大人になるにつれて、手も挙がらなければ頭もだんだん垂れてくる。
前を向いてない。
パソコンを見ているふり。
目を合わせないようになってくる。

目が合うと仕事を振られる。

常に過去や未来の些細なネガティブにマインドがフォーカスしている。

今ここに心が居ない。
そんな習慣が染みついて、そんな状態がコンフォートになっている。


でも、小5は黒板の中、先生の発言の興味津々。
ワクワクしている

そのワクワクがPせずにDoを突き動かしている。

そして結果、思考が今ここにいる。

考えていることはみんな違えど、少なくとも過去や未来に心が動いてない。


そんなことを思いながら授業を聞いていて、息子も低学年の時に比べると手を挙げるようになったなとうれしく思ってました。



問題が出て、解けたら手を挙げ、先生を呼んで見せて丸がもらえたら、その子が先生になって周りで手を挙げた子に丸をつけたり、見てあげたりする。

そんなことやってるんだな、なんかほのぼのしていい仕組みだなと。

息子も手を挙げて丸をもらったら周りへ動く。
そんな子が時間とともに増えていく。
わからない子のところには次第にみんなが集まり、ヒントを出したりして盛り上がっている。

なんかこの風景いいな。

ほっこりするというか。


気づけば息子も席を離れ、遠くまで遠征に行って赤ペン先生してる。
「そんな積極的な奴だったかな」と思いながら、
友達と話している背中に、頼もしさとぐっとくるものを感じた授業参観。



去年まではそんな人想いな奴だとは思ってなかったけど、なんか今年になって一気に他人にやさしくなった気がする。


今年は小1で弟が入学したからかもな。


これから、年を重ねるにつっれてドライに比較していくことはあったとしても、今日この時の僕の気持ちをいつか息子に伝えて、イマココに気持ちを戻すきっかけになれたらいいなと思う。


息子の行動が少なくとも大の大人の心を満たしたとても大事な時間でした。


かけがえのない息子からのかけがえのないGive!

確かに受け取りました。







そんな中でふと、関係性を見るところから、「比較」が始まるんだなと思いました。

自分・他人
大きい・小さい
綺麗・汚い
いい・悪い


今はまだそんなこと意識してないだろうけど、
どんどん年を取るにつれて比べる、比較する、そして評価する。

いい、悪い。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?