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リアルタイムレコーディング/ショパン :ワルツ(遺作) イ短調 KK.IVb-11

ショパンのワルツをリアルタイムレコーディングしました。
(リアルタイムレコーディングというのは、DAWにて実際にキーボード(電子ピアノ)を弾いてデータを入力する手法です。)

もう少し太い音のほうが、この曲には合っているような気もしますが、あまり暗くなり過ぎない方が良いかと思い、こんな感じにしました。高音部がキラキラし過ぎな気もしますが、ショパン自身がこのキーを指定しているのですから、きっとこんな感じでいいのでしょう。もしかしたらショパンは、もう少しソフトな音のピアノを想定していたのかも知れません。

テンポルバートはほとんど取っていません。
ショパンというと、こう、なんて言うか、勿体つけて、ねっとりと演奏するイメージがありますが、それをやってしまうと、演歌になってしまいます(^◇^;ショパンはあくまでも華麗で都会的です。クールに哀愁を込めて、サラッと弾きかわすのが、ショパンです♪(キッパリ)
マズルカを思い起こさせるリズムとメロディです。

それにしてもAm(イ短調)でこんな曲を書けるなんて、やっぱりさすがのショパン。イ短調はすこし泥臭いっていうか、垢抜けないイメージがあるのだけど、自分んちのアコースティックピアノで演奏するときは、どうにも重いイメージで弾いてしまうのだけど、コンサートグランドのサンプリング音で聴くと、曲の素、根、が見えるような気がします。演奏するときも、思い込みのない、クリアな耳で、弾くようにしたいと思いました。

プラグインピアノ音源は「Native Instruments/The Grandeur」を使いました。↓素直な癖のない音色がお気に入りです♪
このピアノ音源のDEMOにショパンの「子犬のワルツ」があって、それを聴いてこの音源の購入を決めました。スタインウェイ系のキラキラした音が、ショパンに合っていると思いました。


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