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ドラマ「いちばんすきな花」|気ままに作品を語る

書く技術をつけたいと思い、noteをいれてから数カ月。タイトルだけの下書きが溜まっていくなか、ついに「書きたい!書かねば!」と衝動に駆られる作品に出会った。

木曜ドラマ「いちばんすきな花」。脚本は昨年『silent』を手がけた生方美久、4人の主演は多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠。キャッチフレーズは、“男女の間に友情は成立するのか?”。違う人生を歩んできた男女が紡ぐ“友情”と“恋愛”を含めた“愛”の物語となっている。

初回放送で刺さって抜けない台詞がある。多部未華子演じる“ゆくえ”、男友達・仲野太賀演じる“赤田”がゆくえに友達としての別れを告げている場面。

「赤田が女の子ならよかった」
「今度 生まれ変わったら女の子になるから。そしたら また友達になろうね」

同性の友達であれば、結婚してもランチに行ったり、生活が落ち着いたら旅行に行く未来もあっただろう。ところが、“異性の”となれば、それは難しい。友達なのに、お互い会いたいと思っているのに、パートナーや世間の「結婚したら…」の価値観によって、会うことができなくなる。

なぜこの台詞が、わたしに刺さってしまったか。わたしは、友情、信頼、会い続けたいが、同時に起こる。なので、まず友情が芽生えるまでは長い時間を要する。信頼し、友情が芽生えたら、将来的にも会いたいと思う。クラスが離れても、卒業しても、会う未来を想像する。現在、小・中・高・大・塾で出会い、一緒に過ごしたそれぞれの友人と、ありがたいことに連絡が取れている。

とまあ、ここで出てくる友人は全員同性。友情=会い続けたいを自覚してからは、異性の友達をつくらないようにしていた。会えなくなる未来があるのであれば、最初から作らなければよい。仲良くなっても、「いつか会えなくなってしまうんだなあ」を頭の片隅に置くようにしていた。

ゆくえと赤田の間にも「会い続けたい」だったのかもしれない。“男女の間に友情は成立するのか?”と言われて、付き合うも結婚も選択しないけど、「会い続けたい」を互いに思っているのであれば、成立するのだと思う。

しかし、この「会い続けたい」に焦点を置いたら、男女の友情・恋愛論争がすべてすっきり!かと言われたら、経験上そうでもない。

1,000字はおろか500字も書けないかも…なんて思っていたが、筆が(指が?)進みすぎてしまって、もうすぐ1,000字。意外とわたし、noteできるのでは?と感動している。

このお話の続きはまた次回。

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