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ドメインネームとUFOと米国防総省

僕は、20年程法人ドメインネームの仕事に関わっていますが、正直、今回初めて「.MIL」ドメインのウェブサイトにアクセスしました。
それは、All-domain Anomaly Resolution Office 、別名AAROのサイト「AARO.MIL」です。All-domainと言っても、僕が取り扱うインターネットドメインではなく、All-domaoin Anomalyなので「全ての分類不可な事象」と言った感じでしょうか。

つまり、Unidentified Anomalous Phenomena (UAP)=未確認空中現象、俗に言うUFOに関するウェブサイトを、米国防総省が正式に立ち上げたという事です。このウェブサイトのドメインネームを見たときは、初めてきちんと「.MIL」のウェブサイトにアクセスした事への感動が大きかったです(笑)

.MILってなに、と言う事ですが、これはMilitaryを略した、米国防総省のドメインとして始まりました。その歴史は古く、皆さんおなじみの、.COMや.NETと共に1985年に作られたものです。とは言え、米国防総省のドメインであり関連組織以外がドメインネームを登録する事は出来ません。いわば、究極の登録制限付きドメインネームです。

ちなみに日本の防衛省は「mod.go.jp」という.JPドメインを使用しています。米国以外の防衛省と同等の組織は「.MIL」を使用していません。

そもそもですが、僕がこのニュースをみて、AAROのウェブサイトを閲覧した理由ですが、それは僕が、7歳の時からUFOが好きだからですね(笑)。子供のころは、X‐Filesのモルダーぐらい信じていましたが、今は肯定も否定もせずニュートラルです。肯定も否定もできないからニュートラルと言った方が正しいかな。

10年程前から、新gTLD/dotBrandというドメインが現れましたが、みなさんも「.app」等は聞いたことがあると思います。今でも時折「新gTLD」ってきちんと動くの、と聞かれることがありますが、みなさんがこれまで見たことが無いような「.MIL」は1985年より稼働しています。今よりもテクノロジーが未発達だった80年代から動いてるものです。

他にもみなさんが見た事の無いドメインがあり、ひょっとしたら貴社のビジネスにマッチするかも知れませんね。

村上

■AAROに関する日本のメディアでの報道
米国防総省、UFOの特設サイト開設 情報公開強化へ - 日本経済新聞 (nikkei.com)

西日本はUFOの目撃多い「ホットスポット」…米国防総省、正体不明物体の情報を一括公開 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

UFO目撃、日本海周辺でも多数 米国防総省が未確認現象サイト開設 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

米国防総省 UFO関連の情報サイト立ち上げ 日本周辺でも多数報告 - 産経ニュース (sankei.com)

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