フリーランスからWebマーケ会社に転職して半年経った今、思うこと。
こんにちは。Yoshi(@motoy0shi)です。
最近、入社して半年が経ちました。それまで数年フリーランスをしていた僕。
Webメディアの運営でご飯を食べていたので、少しはWebマーケティングに関する知見はありましたが、実務経験はほとんど無い状態。
入社の際は「本当にやっていけるのだろうか」と期待と不安でいっぱいでしたが、無事ここまでやってこれました。
そこで、今回は
インタビュー:自分
インタビュワー:自分
のスタイルで、この半年の経験や学びなどを紹介します。もしWebマーケ業界に興味がある人に何か役に立てば嬉しいです。
入社までの経緯
ーー本日はよろしくお願いします。フリーランスからいわば会社員になったと思うのですが、なぜ会社で働こうかなと思ったのでしょうか。
Yoshi:いろいろな理由があるんですが、1番の理由は「もっと広い世界を見てみたくなったから」だと思います。
フリーランスは3年近くやっていたんですが、正直かなり満足していたんです。朝早く起きなくていいし、好きな時間に仕事して、お休みにしてお出かけもできましたし。
また僕のメインの仕事は、Webメディアの運営でしたが、幸いにも右肩成長を続けていて、生活もかなり余裕がありました。
一方で、このままでいいのかなという焦燥感も日々感じていました。Googleのアルゴリズムの変動があったと聞けば、言いようもない不安に襲われました。
またこの頃にメディア運営のためマーケティングを勉強していました。これがとても面白くって。人がなぜ興味を持ち、商品を購入するかを考えるのが楽しくなったんです。
次第にこのように思いました。「Webサイトは飛ぶけど、知識は飛ばない。だからしっかりとマーケの知識と経験を身につけて、食えるようになりたい。」
そう思って、戦略から戦術まで全般的にWebマーケティングに関われる会社を探していたところ、今の会社が見つかり、運良く採用していただいたんです。
走りながら学び、考える
ーーWeb系の会社で実務経験はなく、会社に入ったんですよね。それまでの経験は仕事に役立っていますか?
Yoshi:結果から言うと、意外と今やっている仕事に活かされています。例えば、フリーランス時代SEOに強い記事構造・構成を研究していました。実際、クライアントさまでSEOの相談が来た時は、その知見が活かされています。
また記事を数百本書いてきた経験は、とても大きな資産になりました。会社のブログやオウンドメディアに載せる記事はもちろん、メールマガジンを執筆する時もあまり苦なく書けています。
一方で、未経験のことも多くやっています。これまでBtoC向けのWebマーケティングをやってきましたが、今メインでやっているのはBtoBのWebマーケティングです。正直、プロセスから施策まで全く違います。
基本的に誰かが全部教えてくれる訳ではないので、時には同僚に聞きつつ、自分で必死に調べ考えてやっています。おかげで家の本棚は、たぶん40冊くらい本が増えました(笑)
実務をしつつ、裏でいろいろ学び、試行錯誤しています。学んだことがすぐに現場で生かせるので、自分もかなり成長できてのかなと思います。
Webマーケターの辛い瞬間は「結果が出ない時」だと思います。実際、僕も入社してから3ヶ月はがむしゃらにトライ&エラーしても、ほとんど結果は出ませんでした。あの時は「何やってるんだ、自分」と落ち込むこともありましたね。。。苦笑
しかし諦めずに続けた結果、手掛けたWebサイトのトラフィックは3倍、見込み顧客の創出数は約5倍になりました。頑張ってきて本当によかったと思います。
この半年間で学んだ3つのこと
ーー半年働く中で、Webマーケティングとしてどんな学びがありましたか?
Yoshi:この半年の学びは、大きく3つあります。
1つ目の学びは、結果=思考×行動量 です。大きな結果を出したいと思うなら、「よい思考」と「十分な行動量」が必要だなと感じています。
この2つは掛け算の関係です。「悪い思考」をすると、結果は0に近づくか、下手したらマイナスになります。だからと言って、どれだけ「よい思考」をしても、「十分な行動量」がなければ大きな結果は見込めません。
私の場合だと、見込み顧客の方々のフォローが十分にできていないという課題がありました。そこで月1回送っていたメルマガの配信回数を4倍にしました。また個人名で送るように変更しました。
するとお客様から「〜〜のYoshiさん」と認知され、メール開封率も常に20%を超えており、セミナーへの誘導にも貢献できています。
よい思考と十分な行動量を掛け合わせることで、結果は生み出されていくのだと分かりました。
2つ目の学びは、Webマーケティングを進めるには、強力なコミュニケーション力が必要ということ。
Webマーケティングを本気でやろうと思うと、必ず周りの方の協力が必要です。どれだけ商品の宣伝も成功させても、その商品が欠品になっていたら、成功はありえないのです。
Webの領域に止まらず、さまざまな関連領域と協力して体制をつくって初めて施策は回り続けます。
だからこそWebマーケターは、調整業務からは避けられません。少しずつ信頼を勝ち得て、相手と目線を合わせる。そういったコミュニケーションの重要性を改めて学びました。
3つ目の学びは、困った時相談できる友達をつくることの大事さです。
先述の通り、Webマーケティングは領域がとても広いです。それゆえすべての領域に精通することは物理的に難しいでしょう。
では、どうしたらよいか。1つの答えは、情報交換できる同業の友達を持つことでしょう。幸いにも僕の場合は、Twitterでさまざまなマーケターさんたちと繋がれています。
リアルやオンラインで、たわいもないWebマーケの話をしていると、自分に無かった視点やアイデアがもらえて、僕自身とても勉強になっています。(守秘義務があるので、もちろん細かい話はできませんが…)
Twitterには素晴らしいマーケターの先輩方がいらっしゃいます。その人たちの考えを見れるなんて、すごいことだと僕は思うんですね。
少なくてもWebマーケをちゃんとやりたい人は、Twitterをやることオススメしたいですね。
今後は軍師みたいなWebマーケターになりたい
ーーこれから仕事をしていく中で、どんなWebマーケターになりたいと思いますか?
Yoshi:端的に言えば、軍師みたいなWebマーケターかなと。
僕、キングダムを全巻買って読んでいるんですが、飛信隊の河了貂(かりょうてん)ってすごく重要な役だと思うんですよね。
隊長の信は、よい意味でイケイケどんどんじゃないですか。直感にしたがって、全力で向かっていく。その信の持ち味が生きるように、隊全体を見てるのが軍師の河了貂なんです。
僕もクライアントさまの軍師として、クライアントさまの理念や考えを尊重しつつ、もっとも成果が出るようにWeb戦略を考えれるようになりたいなと思います。
今の状態からはまだまだ先ですが、経験積みつつ、数年後には手が届くようになればいいなと思います。
まとめ
この記事では、Webマーケティング会社で半年働いてみた今思うことをご紹介しました。
Webマーケティングは、本当に面白い仕事です。決して楽じゃないし、毎日頭をヘロヘロになるまで使っていますが、やりがいはとてもあります。
また半年後には、同じように記事を書くことでしょう。どんなことを言っているか楽しみですね。笑
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