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Step#568|椅子取りゲームの椅子に座れなかったら、どうするか?


『致知』10月号を読んでいます。
巻頭特集は、
侍ジャパン前監督、栗山英樹さんと
臨済宗円覚寺派管長、横田南嶺さんの対談。

ひときわ目を引いたのが
栗山さんの以下の発言。

同じような努力をしても、
片やスター選手になるし
片やベンチにも入れない。
世の中ってそういうものじゃないですか。

世の中に出ると理不尽なことは
いっぱいあって、それを我慢して
次に進んでいく力を、
野球を通して覚えていくことが
大事だと思います。

不運だなで終わるんじゃなくて、
不運にも意味があると。
そうすると、自分が前に進みやすくなる。

例えば、「ああ、今日は朝ちゃんと
挨拶できていなくて、相手に嫌な思いを
させちゃったな」とか、

客観的に自分の言動を省みて
何か気づいてくれたらいいなと
思っているんです。

雑誌『致知』10月号  p16


社会は椅子取りゲームです。
自分が座りたいと思った椅子は
他の誰かも座りたい椅子であり、
全員が希望する椅子に
座れるわけではありません。

では、座れなかった時にどうするか?

当初の椅子に執着するか?
他の椅子を探すか?
または別の方法を模索するか?

30歳頃に思い描いた未来では、
今頃、医師として寝食を忘れて
仕事をし、国境なき医師団への
足場を固めているところでしたが、
夢破れ、新宿で営業マンをしています。

過去に意味を持たせるには
まだ時間がかかりそうですが、
栗山さんがおっしゃる
前に進んでいく材料となるよう
日々邁進していくだけです。

●今日の一歩
椅子の数は有限だが、捉え方は無限にある。
不運だなで終わるんじゃなくて、
不運にも意味があると考えよう。

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