アグリハ

ときどき子育て支援団体の活動に協力するリハビリプログラマー

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最近の記事

バウハウスから学ぶ地域包括ケアシステムのあり方-先入観や既成概念-

・先入観や既成概念を捨てる  地域包括ケアシステムって何?と聞くと、下記と似たような答えもしくはそのまんまの答えが帰ってくる。 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。  地域包括ケアシステムが掲げられた2011(平成23)年から現在までの間に(良く言えば)概念が浸透

    • 自立支援 × アドラー心理学 -介護保険制度版-

      ・原因論と目的論  強い劣等感で意味付けされた経験から生まれた目的では、未来を変えることはできない。利用者から「転倒するから歩きたくない」と言われることがある。しかし、本当は「怖いから歩きたくない」「家族に迷惑をかけるから歩きたくない」のかもしれない。このような事例ほど転倒しやすい印象がある。  一方、自己受容で意味付けされた経験から生まれた目的は、未来を変えることができる。利用者から「家族に迷惑をかけたくないからリハビリしたい」と言われることがある。一人暮らしの事例に多

      • 介護予防・日常生活支援総合事業の図解 概要

         A市介護保険課と協働で介護支援専門員資質向上事業を行なっていると、A市地域包括支援センターの方々から総合事業でも同様の研修を行ってほしいと依頼があった。貴重な機会を頂いたので、自分の学びとして総合事業を図解してみた。 ・歴史の転換  2000年介護保険制度施行時はできない事に対して介護サービスを提供する"できない事が価値の時代"だったと言える。その結果軽度者の大幅な増加をもたらした。  2005年介護予防導入は"できる事に価値を置く時代"という転換点になった。しかし、

        • 高齢者の摂食嚥下サポートの図解

           今後、生活期においても摂食嚥下サポートが求められるようになる。摂食嚥下に関する専門職がいない介護施設等でのきっかけ作りとして、図解を活用してもらえればうれしい。  今回は3章まで図解をしてみた。4章以降は事例紹介のため図解が難しく断念。また、前回の書籍と著者が同じので前回の図解を補足として加えながら作成している。 ・1章 高齢者の摂食嚥下サポート ・2章 老嚥と摂食嚥下障害の原因 ・3章 診察時にできる老嚥と摂食嚥下障害の評価

        バウハウスから学ぶ地域包括ケアシステムのあり方-先入観や既成概念-

          リハビリテーション薬剤の図解

           退院時カンファレンスや担当者会議に病院薬剤師や薬局薬剤師も参加するようになってきた。ただ、処方内容の確認で話が終わることも多い。お互いの強みを十分に理解できていないのが原因かもしれない。  リハ職がもっと薬剤師の力を引き出せないと考えていたところ、ドンピシャな本があったので図解チャレンジ(1章だけ)してみた。  今後はリハ職に聞かれる質問内容を薬の副作用の視点からも検討してみよう。

          リハビリテーション薬剤の図解

          医療系書籍の図解にチャレンジ

           noteにある図解記事ってすごくわかりやすい。医療系書籍でも同じようなことができたら健康への理解を促せるんじゃないかな?と思い、1章だけチャレンジしてみました。  図解ってムズカシイ・・・ けど、アウトプットがあるから自分の理解は深まるのがわかる。

          医療系書籍の図解にチャレンジ

          コンビニ店内の歩行距離を求めてみる。

          多くの利用者で歩行に対する自己効力感が高まるきっかけとなったのでメモ -ステップ1-簡単な計算で歩幅を見える化する。訪問リハや通所リハ,通所介護など場所や職種を問わず活用できる。 ①10m歩行で歩数をカウントする。 ②歩幅を求める(10m ÷ 歩数 = 歩幅)。例えば、10m歩行で歩数が16歩であれば歩幅は0.625m/歩となる。ちなみに私は0.833m/歩だった。 ③目標歩行距離に必要な歩数を求める(歩行距離 ÷ 歩幅 = 歩数)。例えば、私であれば4000mに必

          コンビニ店内の歩行距離を求めてみる。