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高校生 数学の効果的な学習法


数学の学習法


・センター試験から共通テストに移行して大きく変わったところ

これまでのセンター試験の「知識・技能」を中心のテストから,思考力・判断力・表現力を重視した問題が出題されるとともに,多様な選抜方法を導入することで,「主体性・多様性・協働性」を評価して,「学力の3要素」を総合されたのが大きな違いです。

センター試験の問題を解く際には、上手く誘導に乗る事が重要でした、

共通テストでもそこは同じですが、大きく違う所は、問題の中で誘導した事を自分で、実際に使えるかを問う問題が大問ごとに、後半から最後にかけて出題されます。

その為、問題を解く際に、誘導に乗るだけではなくその誘導された考え方を理解し、解き方や意味内容をとらえながら解いて行かないと、最後まで解き切る事は出来ません。

また共通テストの導入に伴って、中学校の基礎学力テスト、入試問題にも変化が出て来ています。


・具体的に問題がどのように変わったか

問題文の長文化や、実際の日常生活に結び付けた問題が多く出題されます。

また会話形式の問題が、随分増加してきています。

上手く会話の内容を咀嚼、理解しながら、会話の流れに乗れるかの国語力も問われます。

また会話の中から必要箇所を探し出す、情報処理の能力も問われています。



・普段からの勉強方法

教科書内容の理解、公式を覚える事、基本的な問題の解法を暗記し、それを使って実際に問題を解いて行く事はこれまで通り必要です。

学校の教科書の問題、学校準拠の問題集は普段からこまめにこなしていきましょう。

分からない時は解答を見ても大丈夫です。

解法や解き方を覚え、自分でその解法を使いこなし、問題が自分の力で解けるようになるまで繰り返して問題演習を繰り返して下さい。

上記の学習に加え、そもそもなぜその公式が成り立つのか、公式が表している事は何なのか、意味内容を普段から咀嚼、理解しながら学習を進めていく事が必要です。

学校の教科書、学校準拠の問題集が無理なく解けるようになってきたら、中学数学であれば入試問題、高校数学であれば共通テストの過去問、二次試験の問題を解いて見ましょう。

その際には教科書のどの部分が問われているのか、普段から解いているどの問題が発展させられたものなのかを分析しながら取り組んで行くようにしましょう。

英語塾を開校し、授業の傍ら、英検や受験問題の分析や学習方法を研究しています。皆さまの学習に何か役に立つ事があれば幸いです。https://highgate-school.com/