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【コロナショック Last Week】ドラゴンクエストから学ぶ、在宅を乗り切る3つの方法

 本日はいきなり本題から入るのですが、在宅勤務や週末も外出自粛を行い、正直気分もリフレッシュ出来ずしんどいですね。何をしていても妙な「焦燥感」が襲ってきます。皆さんどうでしょうか?

 タイでは緊急事態宣言が3月22日に施行され、その直後noteに「休日の過ごし方」を明記し、実直に実行して来ました。

 映画も沢山観て来ましたし、NewsPicksのMOOCやその他のオンライン講義、それから読書や室内トレーニングもやって来たので、見かけ上それなりに充実した在宅生活を過ごして来ました。ただ、どうしてもなくならないのが「焦燥感」でした。

 結構その理由を深く考えていた時に、タイよりも制限措置の厳しいロックダウンが続いているインドから、知人が家で「ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)をやりまくっている」「楽しい」とSNSにアップしていました。

 私も幼少期はドラクエにハマった一人で、ドラクエの魅力はわかっているつもりですが、この知人のSNSを目にし、焦燥感の原因に少し気づいたのです。ここに在宅を乗り切るヒントがあったのです。結論から先に述べます。

ドラゴンクエストから学ぶ、在宅を乗り切る3つの方法

1.レベルアップを実感する
2.仲間を増やす
3.エンディングを想定する

1.レベルアップを実感する
 ドラクエの一番の魅力は「レベルアップ」です。おなじみのスライムを倒すところから始まり、敵を倒していくに従い経験値が高まりレベルアップして行きます。そして更に強い敵に挑む事になり、またコツコツレベルアップする事によって更に経験を積んでいきます。一旦ゲームをクリアしてもレベルアップを永遠に続けるユーザーもいるくらいですから、「レベルアップの実感」というのは人にとって本当に大事なのです。

2.仲間を増やす
 ドラクエは仲間が増えていくのも魅力の一つです。そして、その仲間が自分が持たない能力(魔法や自分よりも優れたパワー等)を持っていて、相互補完しながら互いに成長し、更なる高みに進んでいけます。ドラクエⅠ以外はこの仲間の存在が大きく、ゲームであっても仲間が増えると妙な安心感がありました。

3.エンディングを想定する
 ゲームが進んで来るといわゆる「黒幕」が分かって来ます。その黒幕を倒す為に、自分や仲間のレベルアップを行い、装備を整えるのです。そして、黒幕を倒した後に迎えるエンディングにはゲームとは言え、感動と何とも言えない達成感を得る事が出来ます。

コロナ期間の在宅生活で欠けているもの

 コロナ期間の在宅生活で欠けているものは、ズバリドラクエでは得る事の出来ていた上記の3つです。オンラインで様々なインプットを行っても、自分ではなかなか「レベルアップ」を感じる事は出来ません。レベルアップは「スライムを倒す」というアウトプットを行って実感すると思うのですが、今はインプットが中心になっているので、ドラクエで言えばいつまでもラダトーム城で人に話かけて情報収集を行っている状態です。場外のスライムを倒しに行けてないのです。逆にオンラインでもしっかりアウトプット出来る機会を設ければそれはレベルアップのチャンスです。そういう機会を意図して作り出す必要があります。

 イベントなどに参加すればオンラインでも仲間は増やせるので、一見2つ目の「仲間を増やす」は今も出来ていると感じがちです。とは言えドラクエのように「仲間と連れ添って何かを成し遂げる」というハードルはオンラン上で相当高くなっています。故に繋がりの維持や仲間を増やす事はできますが、そこから一緒に何かを成し遂げるという次のステップになかなか取り掛かり辛いのです。ドラクエで言えば、ルイーダの店に仲間は待機していますが、その仲間と連れ添って旅に出れていないのです。しかしこれも仲間とオンライン上でイベントを主催する側に回るなど、意図して一緒に旅に出る仕掛けを行えば解決します。

 難しいのはエンディングです。エンディングは言うまでもない事ですが、コロナの終息がいつになるのか、もしくは今後長期間に渡り共存して行くものなのか、現段階で誰にも分かりません。黒幕は「コロナ」と分かっているのですが、そこに辿り着くまでの攻略法がクリアに見えていないのです。ここが今の一番厄介なところだと思うのですが、これは「時を待つ」しかないです。そのため今”Stay Home”を皆が実践している訳です。

エンディングのないゲームはない

 映画「ネバー・エンディング・ストーリー」ですら結末があるのです。このコロナにも結末が必ずやってくると信じています。そしてこのタイでは、コロナの影響で閉鎖されていたタイ国内の商業施設、公共施設の一部の営業を5月3日に再開したのです。タイの名所「チャトゥチャックマーケット」も再開の目途が立ったようです。


 まだ多くの制約があるものの、一歩一歩復活の軌跡をこれから目の当たりにしていけるとポジティブに捉えたいものです。

 タイだけでなく、もちろん日本や他国も平常に戻る事がエンディングへのシナリオですが、そんな復活の軌跡もしっかり目に刻んでいきたいです。取り合えず、タイでは復活への第一歩が踏み出されました。

終わりに・・・
マガジン「コロナショックー今だから気づける事、出来る事、価値観の変化ー」は5月3日のタイでのロックダウン解除を受け、今回を最終とさせて頂きます(不定期にはまたアップしていきます)。
途中、スター・ウォーズについて書いたり、最後はドラクエを書いたり、「こいつおかしくなったんじゃないか?」と思われたかもしれませんが、至って正常です。ただ、「焦燥感」があるのはここでも書きましたが事実です。しかし、その「焦燥感」は皆が今持っているものだと思いますし、「焦燥感」を含め「危機感」から人は頭を絞って「どのように乗り切るか」を深く考えるものです。「価値観」についても同様です。まだまだ先は長いでしょうが、皆さんと一緒に乗り切っていきたいです。


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