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「趣味は何ですか?」に即答できますか?

趣味は何ですか?

 突然ですが、「趣味は何ですか?」に即答できますか?私は残念ながら出来ません。そういう意味では、若干無味乾燥な人間かもしれません。もちろんランニングやジムでのトレーニング、読書、一人旅、そしてこうやって文章を残すことが好きなので、それを「趣味」と言ってしまえば良いのかもしれませんが、なかなか言い切れない部分があります。

 昔は、、、と言ってももう16年も前になるのですが、趣味は小学校2年生からずっと続けていた「野球」と言い切る事が出来ました。毎週末野球に出掛け、チームメイトと勝ち負けに拘りながら野球するのがとても楽しかったです。ところが25歳の時に肩を壊してしまい、小学校の頃から10年以上もピッチャーをやり続けていた私は、ボールが投げれなくなった事によって野球がすっかり「別の球技」に思えてしまい、以来野球からはすっかり距離を置くようになりました。

 今やっている色々な事は、野球と同程度、もしくはそれ以上にのめりこんでおらず、あの時味わった楽しさを得られていないので、自分の中で「趣味」と言い切れていないのだと思います。楽しさの種類が異なるので、比較はし辛いですし、比較する必要もないのですが、私の中ではそんな感覚です。

グローバルで活躍する人はなぜ趣味を持っているのか?

 さて、前置きがすっかり長くなってしまいましたが、そんな私を反面教師としながら一流のグローバル人材に共通する点として、「趣味を持っている事」が挙げられると思います。それもユニークで、時にはストイックで「本当にそれ趣味ですか?」と思ってしまう程真剣に打ち込んでいる事が、特に優秀な人程多いように思います。

 例えばフルマラソンに挑戦し、完走タイムに拘っていたり、トライアスロンをしていたり、プロカメラマンのような腕前で写真を撮ったり、バンドを組んで定期的に人前で演奏したり等々。皆一様に真剣に趣味に取組んでいます。

 超一流の人達は、仕事も趣味も分け隔てなく真剣に見えます。真剣になれるということは、結局シンプルですがそれをやることが「好き」なのだと思います。好きになってのめり込めば何をやるのも真剣になり、また結果が出ると楽しくなります。

 結局そんな人達は、結果を出すプロセスをしっかり理解しているのだと思います。つまり、「好きになる→真剣に取組める→結果が出る→楽しくなる→もっと好きになって、もっと真剣に取組む」。このような成功の循環をずっと回しているのだと思います。

 そんな事を現在一人旅中の北京で考えてました。私も今やっている色々な事をのめり込む程好きになってみようと思うだけでなく、40代も超え、チョイ悪オヤジの領域に入ってきましたので、ちょっと趣のある、そして大人の新しい趣味を見つけ、もっと人生を楽しみたいと思ってます。新しく見つけた趣味はまたどこかでお知らせしたいと思います。

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