【コロナショック Week2】今だからこそ、基本の3原則「3S」について考えてみる
少し自分自身の現状(2020年4月4日現在)を書いておきます。
バンコクの封鎖が行われ、会社のバンコクオフィスに勤務する従業員は全員在宅勤務となりました。私自身は元来バンコクのオフィスとタイのチョンブリ県内にある製造拠点を行き来するワークスタイルでしたが、現在は製造に注力する為、封鎖以来チョンブリ県内のシラチャで生活をしています。
製造現場の直接部門はモノを作らなければなりませんので、当然在宅勤務は出来ません。一方、間接部門はA、Bグループを構成し、ローテーションで在宅勤務を行っています。故に私も週に1日~2日程度在宅勤務を現在行っています。
在宅勤務で必要な基本の3原則「3S」について
本社から在宅勤務で必要な基本の3原則「3S」が紹介されており、少し自分と照らし合わせながらその3Sを整理したいと思います。
3原則「3S」とは
Stay Healthy :健康維持
Stay Connected: 繋がりの維持
Stay Engaged :意欲の維持
◆Stay Healthy 健康維持
私も在宅勤務を数日しただけで、一番懸念したのが「健康維持」です。フィットネス施設も公園も閉鎖され、ランニングや筋トレが今までのように出来なくなりました。レストランも現在はデリバリーのみが許されており、外食をすることが出来ません。一日中、部屋に座って、デリバリーでお弁当を食べて、時には手早くインスタントラーメンを食べたり、数日の在宅勤務で自分が不健康になっていく感じがしました。
在宅勤務は「心の健康」にも良くないと感じました。基本1人で部屋に籠っていますし、就業時間に関わらず、ずっと部屋にいる訳ですから、何もしなければドラゴンボールの「精神と時の部屋」ばりに辛い空間となります。
Stay Healthyの為に
✓体重、体脂肪を毎日測定、記録
✓出勤時間外の誰もいない工業団地内をランニング
✓部屋でHIIT(High Intensity Interval Training)
✓魚、野菜中心のお弁当(インスタントラーメン禁止)
✓お酒をしばらくやめてみる
◆Stay Connected 繋がりの維持
私の場合、在宅勤務であっても一日中WEB会議が設定される時があります。朝から夕方までタイ、マレーシア、フィリピン、台湾のメンバーと進捗確認や仕事の方向性を示さなければなりません。仕事的には一見繋がりが維持出来ているように感じるのですが、やはりパソコンを前に話続けているのは味気なく、特に異文化コミュニケーションではFace to Faceで話すほうが遥かに意思疎通がとりやすく、WEB会議ではより一層適切で、シンプルな指示が必要と感じています。新しい仕事の仕方を発見しつつある一方、やはりFace to Faceの重要性にも改めて気づく良い機会となっています。
一方、WEB会議が余り設定されていない日は、一日中パソコンで仕事するので、これも正直気が滅入って来ます。仕事終わりに誰かと飲みに行くという事も現在出来ませんので、自分から何かしらのアクションを取らないと「誰とも話さない日」があります。改めて、人は人との繋がりがあって安心感みたいなものを得ているのだと感じました。
Stay Connectedの為に
✓こういう時期だからこそ、親族、旧友に頻繁に連絡を取る
✓SNSにコメントを残し、人との繋がりを再構築、更に深める
✓オンライン飲み会で、remoを使ってみる
◆Stay Engaged 意欲の維持
今はどこの企業も結果を出す事が相当難しいと思っています。売上を維持する事もそうですし、既存製品の生き残りが優先事項となってしまい、新商品開発などにも目を向けにくい状況となっています。私の現在の仕事も、リスク対応が優先課題となっているので、ディフェンス的な仕事が9割、オフェンス的な仕事が1割程度となっています。防戦一方の感があるので、モチベーションが上がるような仕事は現在非常に少なく、「意欲の維持」という面で難しさを感じる事が多々あります。
Stay Engagedの為に
✓Newspick AcademiaのMOOCを視聴しまくる
✓積読本を読む
✓自宅で出来る自己啓発を開始
改めて言えるのは、仕事だけに依存していては、防戦一方の仕事に対応し、在宅勤務のストレスに打ち勝つのは困難です。こういう時だからこそ、新しい健康法を自身の中で開発したり、仕事内外の人脈を活用し、人との繋がりを維持するだけでなく、逆に深める努力をしたり、今だから出来る自己啓発で自身のモチベーションを維持して行く事が重要だと思います。
最後に、こんな時だからこそ以下の問いも改めて考えてみたいと思います。オンライン飲み会で語りましょう!
What makes a good life?
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