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僕は人と上手く会話ができる

現在、美容室で幹部として働いています。僕の職場は業務委託型の美容室で、スタッフ一人一人が個人事業主として一つのお店を共同で運営しているお店です。

仕事内容としては髪を切るのがメインですが、大きく言うと接客業です。

これまで数多くの初対面の他人と会話をしてきました。それはもう本当に様々な方で、もちろん中には関わりたくないと感じる方もいました。

僕は幼い頃から人に合わせることが得意で、どんな相手とも円滑に接することができたと思います。

相手が何を求めているのか、なんて返答すれば相手が喜ぶのか、自分がどのタイミングでどんな行動をすれば納得してもらえるのか、わかっていると思います。

もちろん思い込みの可能性はありますが。自信はあります。


ある時からそんな自分を変えなければいけないことに気づきます。

ずっと親に言われてきたことでもありますが、自分の感じたことを相手の評価を気にすることなく発言することです。

時にはそれが必要な場合もあると思いますが、逆に自分の意見を求められている時にです。

それがわかっていても僕にはなかなかできませんでした。

理由は、

1、相手と言い合いになりたくない

2、自分のいったことに対して否定的な意見を聞きたくない

3、頭の悪い自分が表面化するのが受け入れられない

4、相手のことを見下していた

大体は上記4つが原因でした。


そんな自分が嫌で変わろうと、いろんな本を読みました。いろんな方と関わり、人の考えを積極的に聞くようにしました。

そこでとりあえずなるべく自分が思ったことをそのまま言うようにしたら、今度はやはり相手からの意見が返ってくるようになりました。

しかし相手の言い分は理解できないものが多く、相手だけの問題であれば好きなようにしたらいいと思えるのですが、自分にも影響が出る職場での問題であることが多く、その対応に今でも悩むことが多いです。


ある人は、

相手の立場で考えて言い方を意識した方がいい

⇨言い方とはどこまで意識する必要があるのか、起きた問題によっては自分がそこまでする必要はあるのか


または、

自分が感じた意見をしっかりと相手に伝えるべき

⇨どんなに相手の立場になったとしても相手と違う意見だった場合、裏で不満を漏らされる場合にできるのは耐えることだけなのか


または、

相手が求めていることをしてあげれば結果上手くいくのであればしてあげればいい

⇨それが自分にとってあまりにストレスで、求める結果以上に必要のない行動であるなら、そこは切り捨て他の方法で結果を目指した方がいいんじゃないのか


どんなに相手のことを考え、言い方を考えても、結果は違ったものになっていると思います。

僕が得意だったのは、表面上の当たり障りのない関わり方で人との関わりをやり過ごしていただけなのだと思います。それは得意と言えるようなものではなく、やり過ごしているだけなので何事もなく過ぎていっていたと言うのが正しいのではないかと最近はおもいます。

人と関わるとはどんなことなんでしょうか。



僕は人と関わることができない



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