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自由にMOA美術館の作品紹介

ヘッダーの写真、そのままのを使おうとしたらめちゃくちゃ少年が映り込んでた。

先日、MOA美術館のMOAってなに?みたいな記事を書いた。

(https://note.com/yoshi5/n/nb40af508e66e)

このときは、美術館の建築や結局MOAってなによみたいな話で終わってしまったので今回は作品について触れたい。

国宝の「紅白梅図屏風」とか絶対触れるべきなんだろうけど敢えて触れないことにする。

せっかくだから個人的にすきだな、って思った作品を自由に紹介するにとどまる。


① 雪月花図

まずはこちら。

日本人女性歴史的人物3人

と言われたらあの御三方しかいない。

左手は清少納言を、真ん中は紫式部を、右手は小野小町を、それぞれ作品当時の婦女、武家の奥方風の女性、芸妓として描いている。

わたしはオマージュ的なものに惹かれる傾向にあるのかもしれない。
作品が描かれたその時代の女性たちを、歴史的人物の故事と重ね合わせるなんて洒落ている。
それに、絵描きも歴史を知らなければこんな作品は生みだせないわけで、歴史の教養って大事だなぁとも思わされた。
これについては絵を見る側、つまり現代のわたしたちにも必要な知識だけど。

つづきまして。


② 童子経曼荼羅図

ぱっと見たときに、こまごました子どもが散らばっててかわいらしいな、と思って気に入った。
で、絵のタイトルも童子経曼荼羅図ということで、めっちゃ砕いて簡単に説明すると「子どもを守る神様の絵」。
子どものすぐ横には様々な動物や女性などがいるが、それらも神様らしい。全部で15体の神様らしいけど、数えたら16体いる気がする。どれかはノーカンなのか?
あと個人的に子どもが靴下だけ履いてるのがかわいくてすき。

わたしの写真は不鮮明なのでよかったらMOA美術館の作品検索で見てほしい。


以上、作品紹介おわり。

実のところ、観賞に夢中で大して写真は撮っていなかったことと、本の選び方と同様、美術作品も個人が自由に観たらいいと思うので。

ただ、美術作品というのはある程度の知識がないと本当の面白さに近付けない。それ故に距離ができてしまうと思っていて、だからこんな適当でもいいから誰かに作品をすこしだけ知れるようにしておきたいという意図でまとめた。

MOA美術館に行く前と後

勝手な感覚なので根拠はないが、日本人は西洋美術がすきなイメージがある。
というか、わたしがそれだった。

でもMOA美術館で日本の作品を観て、柔らかい線の使い方や色使いがやっぱり自分にフィットするなという感覚を覚えた。

西洋美術の展覧会は広告も大々的にするので話題になる。
今だったら関西はゴッホ展とか。

西洋美術史を学んであちこち作品を見てみようと意気込んでいたのだが、あわせて東洋美術や日本、中国の芸術作品、背景にある歴史も知りたくなった。

絵は見るものではなく読むもの

と、西洋美術史家の木村泰司さんも仰っているので、東洋美術にしても歴史を学んで読めるひとになりたい。

ということは日本史の勉強から、、?

がんばろう。

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