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夫の不倫を妻のせいにして終わらせてはならない理由

不倫問題カウンセラーの花田好久です。

夫に不倫をした理由を訊くと、「妻の愛情を感じられず、寂しかったから」といった答えが返ってくることがあります。

夫からそう言われると、妻なら誰しも心当たりの一つや二つはあるのではないでしょうか。


・夫に冷たくなっていた

・夫に笑顔を見せなくなっていた

・夫への愛情表現が減っていた

・夫のことは二の次になっていた

・セックスを断ることが多かった


上記のように、夫に寂しい思いをさせたかも?と自覚のある妻は、

「夫の不倫は私が冷たくしたせいだ」

「不倫をした夫も悪いが、冷たくして、寂しい思いをさせた私も悪い」

などと自分を責めてしまいがちです。


そこで、「悪いのはお互い様だから、今後は二人とも反省して、悪いところは直していこう」と夫婦で一致すると、不倫の話はお終いになります。

または、妻が、「夫の不倫は自分も悪かったから、これ以上不倫の話を蒸し返さないようにしようと」決めると、それで話は終わったことになります。

しかし、本当の意味で夫婦関係を修復していくには、「夫の不倫は妻も悪かった」で終わらせてはいけません。

夫の不倫を妻のせいにして終わらせると、夫の反省を妨げ、妻だけに過剰な負担がかかることになるからです。

夫の反省が不十分だと、不倫を繰り返す恐れがあります。

妻だけが我慢をして夫婦関係を維持できたとしても、妻は心から幸せを感じることはできないでしょう。


また、不倫を妻のせいにする夫には、ある視点が決定的に欠けています。

その視点から自分と妻の言動を振り返ってもらえば、不倫を妻のせいにするのが間違いだと気づくはずです。

その気づきが、本当の意味での夫婦関係修復につながるのです。

本記事では、「夫の不倫は妻も悪かった」で終わらせてはいけない理由と、不倫を妻のせいにする夫に欠けている視点について、分かりやすく解説してまいります。


夫の不倫は自分も悪いと思っているものの、どこか納得行かずにモヤモヤしている方。

内心では「妻が●●してくれていたら、オレは不倫しなかったのに」と思っている方などに、読んで頂きたい記事になっています。

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