恐怖について

人の感情を動かすには
【恐怖】か【快楽】
とお伝えしてましたが

恐怖はあまり与えすぎると【逆効果】となります。

よく聞くのは
大地震があって
これから大津波が来るかもしれないと警告されても

『ここは大丈夫だろう』

と勝手に判断したり

誰かが襲って来たり、襲われてるのを見ても、立ち止まって動けなくなります。

これは人間の本能で極度のストレスから防衛するためのもので

『自分は大丈夫だろう』
『周りがなんとかするだろう』

と本能的に判断してしまうそうです。

今のままでは『老後孤独死します。』
今日本円を貯金しても『将来は価値が無くなります。』

実際本当に起こったら【かなりの恐怖】です。絶対あってはならない将来のはずです。

でも実際は
『いや、なんとかなるでしょう』
『自分は大丈夫でしょう』
『そうなったら日本は終わりだから諦める』

と極度のストレスから
本能的に逃れようとし
行動してくれなくなります。

【恐怖】は確かに人を動かします。でも強い恐怖は逆に動けなくなります。

僕が心がけてるのは
①過去体験したことがある恐怖
②自分の周りにありそうな恐怖
③現実的な恐怖

『極度な恐怖】は体験したことがないため、現実味もなく、想像してしまうとストレスとなり、そのストレスから逃れようとしてしまいます。

なので恐怖を与えるのではなく『思い出してもらう』

あ、過去こんな思いした
あ、周りにこういう人いた
自分はもうそんな思いしたくない

とできるだけストレスを与えないように不愉快にさせないように

恐怖を思い出してもらう

というアプローチこそ
人を恐怖で動かすアプローチかと思います。

それには何回も実験して
『どのくらいの恐怖が1番効果的なのか?』

『自分ならこのくらいかな?』
と試していく必要があります。

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