「Amp It Up」の言葉を引用してキャリアの歩み方を考えてみた
はじめに
こんにちは、石野です。
最近、キャリアに関するご相談をいただく機会も増えたので、自分なりのキャリアの考え方を書いてみたいと思います。
お正月に読んだ「Amp It Up」という本がとても良かったのでその中から引用してみました。
※ちなみにこれはキャリアではなく経営の本です。現snowflakeのCEOフランク・スルートマンさんが「成長する企業」の特徴を複数社の経験から書いている本でとてもオススメです。
会社はどういう人を採用したいのか?
ということで、まずは会社側の立場から見てどんな人を採用したいかという大事な2つの観点があります。
「乗客ではなく運転手」を採用したい
「乗客」の部分は中々の辛辣な言葉ですね。
間違った解釈で実践するとただのBrilliant Jerkになるので注意ですが、本質は合ってると感じます。
「経験を語れる人」を採用したい
ここでもスルートマンさんの言葉を引用します。
初期のキャリアで大事な事
上記2つの観点、いかがでしょうか?
業種とか職種はもちろんのこと、役職が何だったとかは関係ないのです。
スタンス面を養うことがとても大事とわかるかと思います。
正しいキャリアステップなんて最初はわからない
初期のキャリア段階で
「自分の得意分野がわからない」
「具体的な理想の人物像が思い浮かばない」
という方が多いですが、みんなそうだと思います。
「なんとなくこれならちょっと人よりできるようになったな。
うまく行くかわからないけど、ここを伸ばすしかない!」
というのが現実だと思います。
大切なのは、「やるからには、誰よりも詳しくなるぞ!」というシンプルな探究心だと思います。
嫌いな分野では探究心は芽生えないので、「どっちかと言うと数学が得意で工学部入ったし、周りの同期がSEになってて流行ってるから俺もなろうかな」みないな選択でもよいのです(実話)
「石の上にも三年」は業種によってはちょっと長いものもありますが、ある程度は時間かけて1つの事をやってみようよ。というシンプル思考だとだめですかね?
ジョブズのConnecting The Dotsにある通り、将来を見据えて点と点を結ぶ事は不可能なのです。
自分には投資すること
今も昔も変わらない大切な事としては、自分への投資です。
・定時後も週末も自己研鑽の時間をちゃんと割く
・給与の10%ほどは自己研鑽へ投資する
・他社の方との接点を持つ
これは必ずやりましょう。やってないとまずいです
中期のキャリアで大事な事
レア度・希少性ををどこで作るのか
ある程度の経験を積んできたときに意識すべきは「世の中でのレア度」だと思います。
1つの領域で「レア」な存在になれれば良いのですが、多くの人は挫折します。「この分野は天才が多すぎて自分には無理じゃないかなぁ、、、」ですね。
藤原和博さんは、「3つのキャリアを掛け合わせて100万人に1人の存在になればよい」と言っています。
1つのキャリアで100人に1人の存在になった後に、もう2つ積めば100×100×100で100万という意味です。
この考えはとても大事だと思います。
後は自分で決める
なんか雑なまとめですが、
最後もスルートマンさんの言葉を引用して終わります。
"できる人間とは、自ら立てた戦略を生き、語り、自分のものにしている人のことだ。"
良い表現ですね!
こういうキャリアが歩めるように自分で考えれば良いと思います。
ということで簡単ですがキャリアの歩み方で思ったことをAmp it Upを元に書いてみました。
キャリアに関するお悩みがある方は、お気軽にご相談ください!