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【投資先のバーチャルアドレスサービスMpostがあのMpesaで有名な大手通信会社のSafaricomとの提携を発表。】

https://techweez.com/2019/12/02/mpost-digital-po-box/

この記事を読むことで、アフリカで注目されている『Mpost』を理解できルと思います。

1, MPost概要
Mpostは、住所の無い人が郵便物や宅配物へ簡単にアクセスできるバーチャルアドレスを提供しているスタートアップ。

2, ケニアの現状と問題。

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ケニアの多くの人多くの場所には住所が無い。彼らが郵便物や宅配物などを受け取る際には、自分たちの地域の郵便番号を指定する。彼らの荷物は地域の郵便局に届けられるが、その荷物の届いた知らせも一切無いし、家で郵便物や宅配物を受け取ることができない。

3, Mpostというサービス。

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この問題をMpostはバーチャルアドレスというソリューションを提供する形で解決する。
彼らは、年間のサブスク300円でバーチャールアドレスを人々に発行している。
彼らは、政府と連携しており、そのバーチャルアドレスはあらゆるサービスで使うことができる。(KYC,Eコマース,Letter etc..)
そして、彼らのサービスは、SMSベースで提供されており、携帯電話を持つ全ての顧客が使うことができる。
彼らのバーチャルアドレスを使用することで、地域の郵便局に自分の荷物が届いた時に通知がまず自分の携帯電話に来る。そして、地域の郵便局から家まで配送費を払えば家にまで荷物を届けてくれる。
さらに、バーチャルアドレスのいいところが他にもある。
1つ目は、日本でよくある、住所変更の手続きは一切必要ない。SMSチャットですぐに自分の住所変更も可能だ。
2つ目は、自分の荷物を追跡することが可能であること。

4, 自分の実体験。
私は、ケニアに1年半ほど住んでいます。そして、ほとんど日本に帰る機会も無いので基本は全て現地調達で日々過ごしています。
しかし、私は体調を壊しやすいこともあってか「葛根湯」が死ぬほど欲しくなりました。そして、そのタイミングでケニアのプロのサッカーチームと契約したのでスパイク(MIZUNOのモレリアとアシックスのDS LIGHT)を日本から送ってもらう必要がありました。スパイクの種類はどうでもいいですね。笑 しかし、ケニアでこの自分が愛用しているスパイクを手に入れることは不可能でした。
自分は、送料が高いことを承知で親に「頼むから送ってくれ。」と言い、なんとか送ってもらいました。(送料高すぎ、、。)
親は、「送ったよ。」といっていたが全然電話もこないし、荷物も届かない。
流石にしびれを切らして、地域の郵便局に「俺の荷物は無いですかー?」と探しに行きました。
郵便局に到着して、尋ねると担当の人がありえないくらい積み上がった荷物の一番下から引っ張り出して、「これじゃない?」と見つけてくれました。
もし、これで自分が郵便局に行かなかったら間違いなく、適当に処分されていたでしょう。
この経験をして、私は「Mpostというサービスはありがたいサービスだなぁ〜。」と本当に思います。
実際に、今私はMpostのバーチャルアドレスを持っています。

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5, まとめ
Mpostというサービスは、アフリカにスケールすることが私は可能だと思います。そして、全世界にも住所を持っていない人が数多くいるとCEOのAzizは言っていました。あとは、各国の政府との連携が鍵になると思います。
Mpostが全世界に広がり、世界の物流がより良くなれば、私は嬉しいです。以上。
質問あったら、お気軽に。なんでも答えます。


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