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ちょっと一休み・・・見学に来た役所の方が認めた福祉事業の闇!

聞かれればお伝えします。

期待はしていません。

あくまでも僕らの考え方です。

事実としての結果はありますが、
世の中が今、なぜこうなのか・・・も理解してるので
変えようとも思っていません。

が、夢はあります・・・。

昨日、ララホームという施設を見学しに来てくださった
某市役所の某課のAさんにご質問もらったのでお話ししました。


ララホームという場所では、

笑顔が増えた。
投薬量が減った。
禁煙に成功した。
友達が初めてできた。
強い痛みから解放された。
一人暮らしが初めてできた。
不眠だった方が寝れるようになった。
常に悩みの只中だった方が、悩まなくなった。
などなど・・・

精神疾患、精神障がいと呼ばれる方々に
様々な結果が出ていたりします。

最早、新しい施設とは言い難いですが、
他の施設や、長期の病院とのやり取りでも
何ら改善が見られなかった方々がこの場所で出している結果は
本当に誇らしくなるほど、大きく、素晴らしいものばかりです。

理論上のこの結果の理由があるんですが、
それは今日は置いておいて・・・
話したいのは、

僕の方で役所の方に話した闇を一部だけ。

障がいには大きく分けて3つある。

身体、知的、精神

なんですが、その障がいを認定する病院の科は絶妙に違ったりするものの
そのすべて障がいに対して共通した福祉事業が対応しています。

だからこそ、障がい福祉の基本姿勢は
「セーフティーネット」的要素が強く

この場所ですべての人を救う!

という意識で事業者たちは日々の業務に追われています。

つまり、線引きとして・・・

医療の現場は治療。福祉はセーフティーネット。

という事です。

そして、医療現場より行政の方針の影響を受けやすいのもあり、
時代と共にかゆいところに手を届かせる意味で
変化をしてきたのも福祉のようです。

障がいが故に仕事ができない人に生活に必要なお金を!
お金がない、自立が難しい人に住まいを、食事を!
社会参加ができない人達に仕事を!作業を!
楽しみが持てないなら楽しみを!

という感じ・・・。

ちょっと脱線してしまいそうなので、
要点に向かいますが・・・

僕が疑問に思ったのは、

障がいのある人に対して、改善、改良・・・
僕らの言葉でいうところの自己実現。
福祉でいうところの意思決定支援というやつでしょうか?

誰が本当の意味で彼らと共に向き合っているのか?

という事なんです。


あれ??

上記の感じでいえば、みんなが向き合ってるのでは?

かゆいところに手が届かせてきたからこそ、
障がいのある方に対して場を提供出来てるわけで・・・

と思うと思うんですが、

いや、きっと事業者の皆さんもそのつもりだと思うんですよ。

でも僕が現場で感じてきたものは、
まったく違うんです。

僕の専門は精神障がいなので、そこに少し偏りますが、
精神障がいの方は悩んでいます。

基本的に自身の理想と現実の中で物凄く悩んでいるんです。

そこに「あなたは精神障がいだから仕方ないのよ。」
という人達が現れて、

「何が欲しいの?」

と聞いてくる訳ですが・・・

そりゃあ色々言います、きっと固定概念バリバリ、思い込みバリバリ、
衝動性ビンビンの何かを言うと思うんです。

叶えたとしましょう。

どうなると思います???

自身の理想と完全一致して悩みが完全になくなる・・・?

いやいや、僕の経験上、数多の事例の中でいえば、
更なる欲が出てくるのが通常です。

その欲を叶えてくれたのが目の前の福祉事業者なら、
当たり前のようにその欲を訴えるわけです。

応えるんだと思います。福祉事業者ですから。

何度も何度も何度も・・・

さて、勘の良い方なら気づいたと思います。

いつか終わりが(限界が)来そうですよね?

欲は感情を動かしますので、終わりが来た(限界が来た)福祉事業者に
精神障がいの方達の感情が大きく動く光景・・・

他の事業所で本当に沢山見ます。

なんなら福祉事業者がそこで、今まで願いを叶えて来ただろっ!と
おキレ遊ばしてる話なんかも聞くことがあります・・・。

おいおい・・・。

ちょっと長くなりすぎそうなので、続きは明日にでも書こうと思いますが、
精神障がいと呼ばれるものの根本的なところと向き合う必要がある。
ってことなんですが、それは医療に丸投げ・・・
福祉の人達は、目の前の障がいのある方々に
問答無用でセーフティーネット。

助けますよぉぉぉぉ!!!

に問題があるって話です。

また明日w

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