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【介護事業の経営を考える】会社を存続するための資金繰り

こんにちは。yoshiです。

昨日の Yahoo! NEWSに衝撃的なニュースが掲載されていましたね。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20200423-00174760/「倒産の第二波は6月末に・・・」4月22日17:00までに「新型コロナ」関連の経営破たんは、全国で累計81件。全国銀行協会の発表では3月に不渡りになった手形の数は、1560件と昨年同月比の倍。不渡りになった金額は100億円余りと、ほぼ8倍になっている。このうち2回の不渡りを出して、金融機関との取り引き停止となり、事実上の倒産となった企業は83社あったとしている。・・・

このニュースをみて、経営者としていろいろ考えさせられました。経営者の事はもちろんですが、そこで働いている社員さんは職を失い、そして社員さんのご家族にも影響が・・・。

以前、私のnote(【介護事業の経営を考える】社会保障を利用している事業なので安心!?)でも紹介しましたが、こういう状況で何が一番必要か?と聞かれると「現金」が答えです。損益で「黒字」を出すことはもちろん大切なのですが、この状況で優先すべきことは「黒字」にすることよりも、「現金」を確保することです。いくら「黒字」でも「現金」が無くなり、資金繰りができなくなれば会社は倒産するからです。

ZOZO創業者の前澤友作氏のツイッター投稿でも、「とにかく借りられるだけ限界までお金を借りておく」と記していました。前澤氏は最後に「借りたお金は、返せるなら返す、返せないなら仕方ない(あなたが悪いのではなくコロナが悪いのだから。大切なのはあなたの人生と命)」とも記していました。この意見には賛否両論があると思いますが、私は納得しました。

私は、株式会社武蔵野の小山社長(私の経営に関する愛読書)が前澤氏の発言と同じようなことを本に綴っていたのを覚えていので、3月中旬から融資用の書類を作りはじめ、4月は3月の試算表ができるとすぐに1年以上の運営資金を調達するために動き回りました。そうすることで、自分自身も自分の家族も社員も社員の家族も救えると考えたからです。

そして、周りの経営者仲間にも私の考えを伝え、その意見に賛同した人にはいろいろとアドバイスさせていただきました。自社だけではなく、周りも一緒に幸せになるための方法だからです。

あと、必要なことは「出ていく現金」を減らすことです。血液と同じでいくら輸血をしても出血部位の特定して、それを止めなければいくら輸血をしても意味がないので。

そこで私が実施したことは2つあります。1つは次回綴らせていただくとして、もう1つは借入金の返済猶予および条件変更です。(私は人件費には手をつけません。これは私のポリシーです。最後の最後まで人件費には手をつけません。)これに関して、いろいろ賛否があると思いますが、なぜこれに踏み切ったかというと、私はこの状況が1年以上継続すると考えたからです。長い闘いになる時は持久力が大切!持久力勝負となれば、できるだけ出ていくものを減らすしかない!と思ったからです。

そして私がしたことは、この状況が落ち着けば今まで通りの返済が可能になることを訴えるための資料作りです。それが伝われば借入時の据置期間を設けることや現在借入している返済の条件変更が可能になります。また、経済産業省のHPでも記されているように、補正予算で保証協会の条件変更などが可能になってきます。

長々と持論を展開してきましたが、なんせ今必要なのは「現金」です。

「理念を掲げ強い想いで設立した会社」と「理念に共感してくれている社員とその家族」を守るには「現金」が必要です。

ちなみに私は上記綴った内容は完了しました。そして、昨日全社員に伝えています。

「国や県・市などから休業指示があり、休業したとしても皆さんの雇用を守り、会社も存続できます。ですので、皆さんは目の前の利用者様のケアに集中してください。」

と。

♪告知♪

さきに謝罪申し上げます。当初はセミナーを7月初旬に予定しておりましたが、社会情勢を鑑み、10月開催を予定しております。

このnoteでは表面をさらっと綴っているだけです(^_^)

弊社では介護保険事業で働く、若手スタッフ、マネジャーを対象としたセミナーを開催する予定です。(場所は明石市です)

開催は10月予定(社会情勢により延期の可能性有り)。

初回はこのnoteに綴ってあること,+αの導入編です。

弊社FBページとこのnoteのフォロワーは無料招待を考えています。

https://www.facebook.com/ananzar.researchlaboratory/?ref=bookmarks

その後は発展編として、有料で決算書の見方、労務管理、人事制度、マーケティング等々を予定しております。

皆さんの職場で行って欲しい場合は、日程調整をして伺います。

有意義なセミナーにするために、こちらからの発信だけでなく、参加者の皆さんとの対話による構成を考えています。

その日限りや、行動に移さないと、あまり意味がありません。

ご興味がございましたら、フォローかコメントをしていただけますと、事前に告知させていただきます。

♪求人情報♪







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