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カフェ開店への道【第26回】2024.9.14

開店まであと331日

不動産屋開業に向けて、実務を身をもって学ぶべく、今日から知り合いの不動産屋で1年間修行開始です。

と言っても、まだ今はサラリーマンで、副業禁止の会社にいるので、ノーギャラです。

文字どおりの修行です。

どちらかと言うと、まずカフェで修行した方がいいんじゃないか?って気もしますが、それはまたおいおい。

だいたいどんな脱サラマンも1年くらいは修行しますよね。

ましてワタシは宅建士免許は持ってるものの、いわゆる不動産取引実務をやってたのは約30年前!

基本的に野生の勘は鈍りまくってます。

で、フレンチのシェフを目指す人がまず皿洗いから始めるように(想像)、不動産屋の丁稚のワタシは物件の草刈りからです。

師匠はほぼ個人経営の不動産屋さん。

「町の不動産屋はとにかくなんでも自分でやらなきゃダメですよ」が口癖。

なるほど🧐

せっせと(地主さんに頼まれもしないのに)草刈りをします

こういう積み重ねが地主さんの信頼に繋がるんですよ、とのこと。

なるほど🧐

そして、すかさず隣家のご夫婦と会話。

さりげなくいろんな情報を聞き出します。
さすがプロ🧐

敷地境界を超えて生えてる栗の巨木にもさりげなく触れます。

さすがプロ🧐

プロは違うな。

単なる草刈りと侮るなかれ。

ノウハウの伝授はこういう場面を通して行われるのです。

昔、会社に入ったころ、営業の大先輩からこんなことを教わりました。

👴🏻ヨシカフェくん、優れた営業マンはどこでクライアントから情報を聞き出すと思う?

🙎🏻‍♂️はい?商談の場じゃないんですか?

👴🏻昼間のオフィシャルな場でペラペラ喋るクライアントだったら、付き合わなくてよろしい。そのクライアントはみんなにそうするだろう。

🙎🏻‍♂️なるほど。では、接待とかゴルフの場とかですか?

👴🏻接待の料亭やゴルフ場でペラペラ喋るクライアントも要注意だ。単に酒に弱いか、ゴルフ好きなだけだ。

🙎🏻‍♂️ではどこで?

👴🏻重要な話はな、接待の店から帰るタクシーの中でポロッと漏らしてくれるものだ。覚えておけ。

🙎🏻‍♂️え?タクシーに一緒に乗るんですか?家の方向が違ったらどうすればいいんですか?

👴🏻今日はたまたまそちらに用があるとかなんとか言って、無理やり乗って送っていくんじゃ。なんとでも理由はつけられるだろ。それも営業マンとしての甲斐性だ。

🙎🏻‍♂️はあ…そういうものですか…

👴🏻もちろん相手との関係にもよるがな。最初の接待でそんなことしたらドン引きじゃ。
普通はタクシーチケット渡して、はい、さよなら👋じゃ。
逆に言えば、同じタクシーで帰れる間柄になれということだ。わかるか?

🙎🏻‍♂️はい!

ま、30年前の話ですから、今とは違うでしょう。

でもなんとなくこの教えは、形を変えて今も通用する気がします。

端的にいうと、相手の懐に飛び込めということでしょうか?

時代遅れかもしれませんが、ま、それがワタシの手法なので。

まずは不動産屋丁稚奉公のはじまりはじまり〜

次週は何をやってるやら。
基本的に毎週末は不動産屋になります👍

👉今日の学び、気づき

大事なことは小声で語られる

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