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カフェ開店への道【第9回】2024.5.12

開店まであと456日

今日は市街中心部から車で1時間ちょいの公園内にあるカフェへ。

このカフェ、居心地がとても良く、30回以上来ていますが、自分がカフェをやる立場になって来てみると、また趣きも違います。

公園内のカフェってことで、凝ったメニューはなく、基本、ドリンクとケーキのみ。

久しぶりに来たのですが、地元の有名なパン屋さん(←メチャクチャ美味しい)のパンを使ったサンドイッチがラインナップ入り。

郊外だし、公園内だし、街中のカフェ開店の参考にはならないんじゃないの?って普通は思うのかもしれませんが、さにあらず。

ワタクシとしてはこのカフェこそ、モデルであり、教師であり、憧れなのです。

席数は公園を見晴らすカウンター席が11席、テーブル席が9席、キッチンに向いたいわゆるカウンター席が4席。

店内は60坪はある古屋なので、規模感的にはまったく参考になりませんが(私のカフェは20坪想定)、なぜこのカフェに人が集うのかはおおいに参考になります。

日曜の3時に入店した際には、お客さんは7人。

店員さんは2人。

休日の書き入れ時でこれでは、とてもペイするとは思えませんね。

でも、かれこれ20年近く、コロナ期も含めてちゃんと営業継続してます。

ということはなんらかのカラクリがあるのでしょうね。

顧客目線で言うと、こういうカフェって絶対存在していてほしいもの。

お客さんはメニュー目当てではなく、この場そのものを求めてここへやって来る。

だってなんの変哲もない飲み物とケーキと、ちょっと変哲のあるサンドイッチぐらいしかないんですから。

インスタ映えすると言えばするけど、それは場が映えるだけで、メニューが映えるわけではない。

ではなぜ?
なぜここは人を惹きつける求心力を持っているのか。

ワタシの店もそういう存在でありたいものです。

着々とコンセプトやエリア、物件、それらを踏まえた事業計画は固まりつつあるものの、肝心のカフェメニューがほぼ白紙状態。

さすがに焦り始めてきました。

1人、ちゃんとカフェを切り盛りできる人を雇うという選択肢も今はあり。

その場合は、メニュー構成も豊富になると思いますが(でないと雇う意味がない)、そうするとちゃんとしたキッチンも必要だし、それなりの設備(冷蔵庫など)も必要だし、いろんな意味でオペレーションが重くなるのが課題。

こぢんまりのワンオペの場合のメニューは、

コーヒー(スペシャルティ1種類)
紅茶(高級茶葉1種類)
アイスコーヒー(夏季のみ)
レモネード(夏季はアイスレモネード)
ビール(ハートランドのみ)
日本酒(高い・安いの2種)
ワイン(高い・普通・安いの紅白6種)
ケーキ(ガトーショコラ、チーズケーキ)
チョコレート
クッキー
スナック
ミックスナッツ
キラーメニュー(秘密…というか未定)

ぐらいのイメージ。

さて、こんな貧弱なメニューのカフェにお客さんは何を求めて来てくれる?


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