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カフェ開店への道【第10回】2024.5.21

開店まであと447日

この間の日曜日、浪人時代からの親友と昼飲み。

この友人、いわゆる"FIRE"。

火じゃないですよ。

Financial Independence, Retire Early
つまり、若くしてたっぷり資産を貯めて仕事をリタイアしてる方。

ワタシにはなんと、同い年のFIREが2人もいます。

ひとりは、数十戸の賃貸住宅を持ち、その家賃収入だけで悠々自適。

日曜に会ったこの友人は、約10年前、40代半ばでリタイア。

不動産にはまったく手を出さず、資産運用だけで、年間数百万円を叩き出す男。

ファイナンシャル・プランナーも細々とやってるようですが、基本は資産運用。

前々からワタシの退職&開業の相談をしていますが、終始一貫、否定派。

今の資金計画を改めてじっくりと(飲みながら)相談しましたが、

①57歳で会社を辞めるメリットを感じない

②子供への教育費がかからなくなるなら、その浮いた分を2〜3年キチンと貯めて、現状1200万ある住宅ローンを一括で返済し、60歳で身軽になってから開業すべき

③もう精神的に会社にはいたくない(いられない)というなら話は別

という趣旨のありがたいアドバイスをいただきました。

③ではない。
②はごもっとも。
したがって①。

という感じで、ワタシのなけなしの決意はいとも簡単にグラついてしまったのでした😅

しかし、タダでアドバイスしてくれるなんて、友達は本当にありがたい存在ですね。

おまけに日本で一番うまい徳島の鳴門ワカメまでお土産にいただいてしまいました。

パッキンパッキンです。

妻は自宅で小商いをやってるのですが、この鳴門ワカメ、いまや、妻の商店の主力商品のひとつです。

ワタシの店でも扱うつもりです。

さて、そんな友人を連れ立って、2軒目は、我が町の有名なカフェへ。

店内焙煎の豆をネルドリップで淹れるコーヒーが有名な名店。

ワタシの目指すカフェとは真逆の路線ですが、似ている点は音楽をわりと売り物にしている点。

そのあたりが調査対象だったのですが、音楽はあくまでも空間の引き立て役。

ワタシの考える「音楽が主役の店」とは少し異なるフレイバーでした。

日曜の17時前に入店しましたが、22席中13席が埋まっている状態。
1人客5人
2人客8人(4組)

1人客は音楽に耳を傾けている人はおらず、読書or仕事(勉強?)

映えるコーヒーゼリー、あんみつが有名らしく、カップル客はこれがお目当ての様子。

食べものは、他はケーキとトーストぐらいで、あくまでも珈琲が主力商品という風情。

友人とは、そのお店の回転率やら客単価やらをいろいろと検証しながら、「やはりカフェなんてやるもんじゃないよな」以外の結論を導き出せませんでした(笑)

少し気になったのは、サービスまでの尋常じゃない待ち時間。

先述のように、満席ではありませんでしたが、それは4人席に2人が座っているからであって、お店的にはいわゆる満席状態。

とはいうものの、水が運ばれてくるまで約5分、注文してから待たされること約20分。

口コミをみると、概ねこのお店の長い待ち時間については好意的なコメントが多かったですが、正直、ワタシとしてはいくらなんでも待たせすぎな印象。

店内に雑然と積み上げられた豆の麻袋も悪印象。

しかし。

珈琲はさすがに絶品👍
これまで何度か触れてきた「喫茶店の珈琲が熱すぎる」問題は全くなく、絶妙な温度で運ばれてきました。

奥様が作ってるらしいチーズケーキも絶品。

「味で勝負する」ってこういうことか、と納得。

参りました。

しかし、このインフレ時代にこの美味しい珈琲が600円で提供され、しかも客は長居客ばかり。

これでどうして永続できているのか。
ぜひ損益計算書を見せて欲しいと思ってしまったお店でした😅

さあ、明後日は予約してある商工会議所の無料開業相談の日。

いろいろ聞くつもりですので、結果はまた書きたいと思います。

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