見出し画像

高齢者の昼寝がアルツハイマー病のリスクを高める

「高齢者の昼寝がアルツハイマー病のリスクを高める」との研究結果が発表されたということです。今のところ昼寝の習慣はないのですが、今後の事も考え、自分でも記憶にとどめておくべきかと...

https://www.theepochtimes.com/extra-napping-tied-to-increased-alzheimers-risk-study-finds_4346256.html

高齢者の過度の昼寝は、アルツハイマー病のリスク上昇と強い相関があることが、木曜日に発表された研究により明らかになった。
日中の平均睡眠時間が1時間以上の高齢者は、昼寝をしない人や1時間未満の人に比べて、認知症の兆候を示す可能性が40%高いことが、『Alzheimer's and Dementia』誌の調査で明らかになった。The Journal of the Alzheimer's Association)誌に掲載された。
研究者たちはこれを「悪循環」と表現している。睡眠時間が長いと認知症のリスクが高くなり、認知症が進むと睡眠時間が長くなる。
「日中の睡眠とアルツハイマー病の間に観察された悪循環は、高齢者のアルツハイマー病の発症と進行における睡眠の役割をよりよく理解するための基礎を提供します」と、主任研究者のPeng Liは述べた。
この研究には、1,400人以上(平均年齢81歳)の人々が参加した。参加者はリストバンドを装着し、その動きを追跡することで、14年間の研究を通じてデータを収集した。
その結果、昼寝の時間と認知症のリスクは、年齢とともに増加することがわかった。参加者は毎年、平均11分ずつ昼寝の時間が増えていた。しかし、前年比の昼寝時間の増加を考慮しても、認知症の兆候は依然として増加していることが明らかになった。
"認知老化を引き起こしたのは昼寝そのものだ "という因果関係について結論を出すには十分な証拠がないと思われるが、日中の過度の昼寝は老化の加速や認知老化プロセスのシグナルかもしれない」と共著者のYue Leng氏はCNNに語っている。
Leng氏が率いる2019年の研究でも、日中の睡眠と認知機能の低下との間に同様の関係があることが判明している。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?