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能力アップの冬 ブランディング勉強会

月に1回の幹部会議、今期、半分の時間は勉強会に使っています。いま取り組んでいるのは中川政七商店の書籍の読書会です。

経営とデザインの幸せな関係

昨年末、新しくできた渋谷スクランブルスクエアに行った際、中川政七商店の店舗も見に行きました。内装や機能もみごとなんですが、一番気になったのがこの書籍でした。ビジョン経営、工芸再生などで経営面の評判を聞いていたので、その場で買いました。

会社の他の幹部と一緒によむバイブル的なものにしようと思って買ってたくさん配りました。(Amazonで新品の価格が高騰しているのは私が10冊単位で買ったからでしょうか?)

共通言語を持つ

大阪での展示会のゲストスピーカーで副社長が来られるのを見つけ、これまた複数名で観に行きました。いちばん印象的だったのは、前社長が本に書いていることばと副社長が話しいることばに共通言語が多かったことです。ブランディングとは、ビジョンは、など。これは強いと思いマネしたくなりました。

4章の構成もよく、①経営、②ブランディング、③商品企画、④コミュニケーションです。7人の幹部で割り振りを指定して読書会をしていくことにしました。

ブランディング

先月私が担当した1章経営につづき、今回はブランディングがテーマで2人に発表してもらいました。1人は長年ブランドを運営している者、もう1人は長年ECでアパレルや雑貨の販売を担当をしている者でかなり実践的な落とし込みになり説得力もあるだろうと期待していました。結果、期待以上でした。

顧客起点のマーケティングと商品起点のブランディング。リサーチ等にまわせる資源の限られる中小企業にはブランディングが向く
経営計画とブランディングが紐づくのがよい。例えば在庫を減らす計画ならそういうブランドづくりをする

など、書籍のポイントを自社ブランドを用いて話してもらえたのはよかったです。議論も進み、次回の発表メンバーに良いプレッシャーも与えていました。

まとめ

市況や売りが読みにくいいまだからこそ、手堅く成長になるインプットで個人のレベルアップに努めています。オフシーズンにトレーニングをするスポーツ選手のイメージです。

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