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褒める叱るの代わりに

褒める叱る研修をメンバー10人が受けているのを6時間横で見ていて。私は過去に受けたことがあるので、内容をというよりメンバーがどう受け止めるのか、シンシアに合う工夫は何かといった少し引いた視点で、考えていました。

私の結論
褒めるも叱るもしません。
アドラー心理学の影響もありますが、どちらも人をコントロールするためのツールになりがちだと思っています。飴と鞭、賞罰、など。
これは答えがはっきりしていて、リーダーはメンバーよりその答えに近いところにいる、という前提があると思います。
私は若者はいつも正しい論者です。新しいし、経路依存も少ない。これからのマーケットに近いところから来た人という風に捉えています。
だから、こちらに答えがある前提のマネジメントはしない考えです。

では、どうするか。

褒めるの代わりにリスペクト
褒め言葉的なことは言うと思います。
すごい!やりましたね!おもしろい!ありがとう!とか
褒める、認める、というより感嘆、敬意、感謝のことば。

叱るの代わりに自省と相談
私が叱らない理由のひとつは、うまくいかないのは全て自分の責任と考えるスタンスだからです。育児でもそうです。アプローチを変えようとか計画が甘かった、と考えます。

過去叱られた経験を振り返るワークがあり自分も考えたところ、ほぼいいことが起きていないと気付きました。少ない良い例は近い場所で深く一緒に働いている(過ごしている)方からの指導のみでした。遠い人から叱られるのは本当響かない。私はかもしれませんが。

あと、希少性を高めています。倫理的に叱るべきもあるはあるので、そこの効果を下げないために伝家の宝刀的に残している感じです。

叱る場面って良からぬ状態です。そのとき、どうしましょう?何を変えたらいいでしょうか?とかメンバーに相談はします。

まとめ
ニュアンスを変えているだけとも言えますが、この考え方がしっくりきています。

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