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この間、電車で不快な思いをした話

ついこの間、電車を利用したときに不快な思いをした。

時間的には混むような時間ではないと思ったが、車内は徐々に人で埋まっていった。
幸い自分は人が込み入ってくる前に、空いていた奥の優先席に座ることができた。目的地までは長かったので内心「ラッキー」だなんて思ってた。

完全在宅になってから人混みの電車内とは無縁の生活にはなっていたが、このご時世少しでも混んでくると少し居づらくなる。

スキマ時間に情報収集などの作業に集中していたので、気づくと自分が座っている目の前にまで人が入ってきた。

イヤホンもつけて音楽もガンガンだったので、自分が今どこらへんにいるのか全く見当がつかなかった。ふと車内の案内表示に目を向けてから目を自分のスマホに落とそうとした時ハッとした。

目の前の女性が持っているカバンには小さいマタニティーキーホルダーがぶら下がっていた

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急に込み上げてくる罪悪感。

のうのうと優先席に座っている自分にだけではなく、この人は本当に妊婦さんなのだろうかと一瞬でも思ってしまったことにもだ。(カバンは前にかかってたし、まだお腹は大きく見えなかった)

とりあえず電車がちゃんと止まってから席を譲ろうと思った。
だがその一駅がとてつもなく長く感じた。

父と母は異なる宗教を信仰しているが、小さいときから共通して両親によく言われていたことが、
「人のために行動する」
ことと
「どんな人でも愛せ」
と。

割と困っている人を見かければ助ける性格ではあると思ってるが、これにはかなり良心が傷ついた!

電車も駅につきその方にすぐに席を譲った。
とても自分に対して不快な気分になった。

今回はマタニティマークがその人の「サイン」となったが、他にも色々な悩みで困っている人が異なる形の「サイン」を発しているのかもしれない。そして誰からも助けが得られない人って実は大勢いるんじゃないかと気づくきっかけにもなった。

身近なサインに気づけるように周りに少し気を配ってみると良いかもですね。
自戒を込めて。


それではまた!


#マイキーのコラム
この記事を書いた人:mikey



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