201024 エコフがあってよかった
もしもエコフがなかったら、一体どうなってしまっていたんだろう。想像するだけで恐ろしい。エコフがあって本当によかった。
で、エコフって何?
と思う人がきっと大半。でもごく一部の人は「わかる~! 私も~!」と思っているはず。
私にとってなくてはならないエコフというのがこちら。
大丸・松坂屋がやっているECOFFリサイクルキャンペーンのこと。
ざっくり言うと、服や靴などを持っていくと1点1000円分のチケットに交換してくれるキャンペーンだ。着もしない、かといって古着屋に出しても値段がつかないような服が1000円になるのだ。
私にとって何が一番ありがたいかって、エコフの告知を目にすると「あ、要らん服まとめて持ってこー」となる。うちのクローゼットはだいたいいつもパンパン。それが10着くらい(一度に持っていける量の限界がそれくらい)ごっそり減るのだからこんなに素晴らしいことはない。もしもエコフがなかったら今頃服の山をかき分けて生活していたことだろう。じゃあ買わなければいいじゃないか、と言う人とはきっと話が合わない。
今年はヤバかった。このエコフ、だいたい春と秋にやっているのだが、春の回収がコロナの影響で中止。クローゼット爆発寸前の状況で秋の開催を知り、胸をなでおろしたものだ。
エコフのしくみ
こういうお得情報的なものを紹介するのは正直辛気臭くて気乗りしない。ついでに言っとくとグルメ情報的なのも洒落臭くていやだ。そういうのは「我こそは」という人が書いてくれたらいい。でもまあ、徒歩圏内の出来事として一応書いておく。
エコフのチケット、1枚1000円分といっても、こんな制限がある。
レシート1枚につき税込11,000円のお買いあげごとに1枚、最大9枚までご利用いただけます。
なので、それなりに買い物をしないと使えない、実質最大9%引のチケットなのだ。私の場合、エコフのチケットで基礎化粧品をまとめ買いするのを常としている。
それでも余ったら「チケットで寄付」することもできる。1枚100円換算で自然・環境系の団体に寄付してくれるので、ちょっといいことをした気分になれる。
いざエコフへ
クローゼットをガバッと開け、目に付いた服をポイポイと紙袋に詰める。あまり考えない。大体の服は要らないし、来年は着ないから。新しいトレンチを買ったので、スプリングコートも2着処分しよう。そうだそうだ、どんどん詰めよう。紙袋2つがいっぱいになったらいざ出発。
あ、パルコの看板、照明がついてる。いよいよだなあ。(心斎橋大丸北館に新たに心斎橋パルコが入って11月20日オープン予定)
大丸北館の前ではパルコカードの入会キャンペーンをやっていた。「11月18日19日に行われるプレオープンにご招待」というのが大きく謳われていたが、どうせ20日から何度でも行けるのだ。そんなことでカードを1枚増やしたくない。入会するかどうかは自分がパルコをどれくらい利用するか確認してからにしよう。
ちなみに、すでにネットでは見かけるけど、ここでもショップリストが掲示されていた。
エコフの会場は大丸本館の9階。エレベーターを待っていると、ブランド物のキャップをかぶったサングラスのおじさんが案内係の女性に「エレベーター遅いのう。最新型に替えろって社長に言うとくわ!」と絡んでいた。どの社長?
9階に着くと立派な特設会場があった。そういえば、この春エコフがなかったので本館がリニューアルオープンして初めての開催だ。前回、昨年の秋までは北館の特設会場で行われていた。
写真奥には受付カウンターが5つ並んでいる。以前は受付係の人に直接受け渡していたが、今回は持ってきた人が自分で1点ずつ回収口に入れていく。これもコロナ対策ということだろう。数も数えず持ってきた洋服は9点、9000円分のチケットと交換できた。
今回から紙のチケットに加えてデジタルチケットも選べるようになった。大丸・松坂屋のアプリにクーポンとして取り込める。私はいつも結構分厚い紙のチケットが財布の中で嵩張って困っていたので、迷わずデジタルにした。(デジタルチケットは寄付できないけど9枚くらいならたぶん使い切る)
チケットをもらったその足でなんとなく周辺店舗のアニエスへ。てろんとした生地のカーディガンを買ってさっそくチケット2枚消費。
この調子でぼちぼち使っていると、有効期限の年末を待たずに使い切ってしまうだろう。
買い物が終わり、心斎橋筋商店街をぶらぶら。スウォッチのあった場所に焼き芋屋さんができていた。
写真撮っていいですか?と言うと「どうぞどうぞ」と掴みかけた芋を戻して山の形を整えてくれた。
さつまミライの焼き芋、ねっとりとほぼクリーム状で濃厚・芳醇な味わい。お紅茶とよく合いました。