理想のあり方を解にしていくアーティスト的な想像力が求められる
ビジネスは論理的な人たちのものだった
ビジネスって、少し前までは論理的な人たちのものでした。
ところが、文化が多様化しさまざまな環境が整うと、ビジネスの敷居が下がり、感性派の人たちもスタートアップできるようになりました。
そして、このコロナ禍で人々の価値観が大きく変わり、ニュー・ノーマルな働き方を模索する人も増えてきました。
今は、そんなタイミングです。
ビジネスの多様化
ビジネスに対する考え方に広がりができました。
これまではビジネスは事業として捉えるものでしたが、昨今は自己実現や社会貢献が優先されるなど、お金のためだけに働らかない、と考える人たちが増えてきました。ビジネスのあり方も多様化しています。
人が変われば、価値観も変わります。価値観の優先順位が変われば、視点も変わってきます。
これまでは、論理的に整理された人が頭の良い人とされていました。そういう人ばかりが評価される社会でした。
なので、たとえば書籍を探してみても、そういう体で書かれた教科書ばかりが目立ち、直感的に学べるものがほとんどなかったわけです。
感性派のビジネス進出
今は、興味やポイントが異なる視点をもつ感性の優れた人が増えました。
論理的に学べるものだけでなく、感覚的に学べるものも用意しなければならなくなりました。
前述したとおり、“教育”と呼ばれるものには感性派向けの教育は見当たりません。感性派の人たちは、なにを頼りに学んだらいいのかわからない現状があります。
したがい、その受け皿として協会があるのだと思っていますが、ややもすると、その協会の資格講座が論理的な思考のみで構成させれている、ということもあったりします。
これからの学びは
なので、これからの学びには、論理的に積み上げて解を導き出すこれまでのプロセスに代わり、直感的な良さを求め、求めるあり方から逆算して組み立ていくスタイルになります。
理想のあり方を解にしていくアーティスト的な想像力が求められます。
それは当然、これまでのビジネスとは組み立て順も、組み立て方も、まったく違ってくるわけです。
従来通りの教科書では具合が悪くなってきます。
だから、今、新しい仕組みづくりを考えないといけないわけです。
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