教えない。
協会運営の勘所
協会の資格講座では会員さんに知識や技術を教えるけれども、それはそうなのだけれども、そう考えるとうまくいかなくなります。おおよそジリ貧になります。
これは協会のサポートをずっとしてきたから自信をもって言えるとても大事なコンセプトで、協会運営の勘所になります。
教えるだけの講座をやっても、その協会は魅力が半減です。今の時代の“半減”は“淘汰”を意味する、とても怖いことです。
とにかく、教えることから脱却してください。
資格講座の本質 ①
では、教えることから脱却できたらどうしたらいいか。
協会の資格講座は、会員を育てることが目的です。
それは子育てと一緒で、理屈を教えたからといってちゃんと育つわけではありません。
人は正論を並べても、育たないことばかりです。 むしろ、 正論は人を傷つけさえします。
人は共感できるものに心を許し、応援してくれる人と一緒にいたいものです。
つまりは、コミュニケーションです。
資格講座の本質 ②
そして、協会の資格講座は、新しい文化をつくっていくことを目的とします。
今までになかった枠組みを創造することです。
ときには業界を巻き込んだ大きな枠組みが必要かもしれません。おもしろい着眼点が必要かもしれません。
つまりは、コンセプトの力です。
時代はクリエイティブを生かしたコンセプチュアルな世界を求めています。
魅力的な協会をつくってください。
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