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フレームワークは要素のつながりが大事

こんにちは、よさそう®です。

マーケティングにはさまざまなフレームワークがあります。歴史があるものでは4P、4C、STP、AIDMA。最近だとカスタマージャーニーもフレームワークの一つ。

こうしたフレームワークを使って戦略や施策を考える作業は、マーケティングに携わる人には馴染み深いと思います。

私もフレームワークで整理された情報を拝見する機会が多々あります。なのですが、せっかく整理ができていても、あともう一歩!と思うときがあります。

それは、フレームワークの構成要素同士に一貫性をもったつながりがないときです。そして、ビジネスがうまくいかないと感じるとき、フレームワークの構成要素が一貫性を持っていないことが多いです。

みなさんは普段生活をしていて、こんなことを感じませんか?

・普段遣いする消耗品なのに、価格が普段遣いできないような設定
・広告宣伝メッセージが親しみやすさを訴えかけているのに、販売担当者がぶっきらぼう

ビジネスがうまくいかないとき、第三者の視点で見ると、こうした違和感が満載なことが多いです。だけど組織のなかにいたり、製品との付き合いが長いと、なかなか違和感に気づけなかったりします。その結果、構成要素に一貫した繋がりのないマーケティングフレームワークが整理され、それで問題ないという認識になっていったりします。

では、どうやってフレームワークの構成要素同士のつながりをチェックすればいいのでしょうか?

社内であれば、マーケティン関係者以外に見てもらうのがよいです。これには副次的な効果もあります。マーケティング部門が考えていた4Pが同じ製品に関わる研究部門や販売部門のひとはそう考えていないことがあります。一緒に仕事をしていても、認識がまったく違うというのは起こりえます。製品の販売前であれば、あらためて内部関係者の認識を合わせるために活用できます。

社外ならコンサルタントやNDAを結んだ取引先の意見も聞いてみてもいいと思います。

そして自分自身でチェックできるようになるのが最良です。手っ取り早いのは”一晩寝かせる”ことです。フレームワークを整理した直後は、「これで完成だ!」という思いが強く、仮につながりがないと気づいても、目をつぶろうとしてしまいます。(だって自分が作ったものを壊したくないですもの)
だから整理したフレームワークと少し距離を置く時間を作るのです。そのために手っ取り早く、一晩離れてみます。翌朝起きて見直してみると、冷静になっていて、つながりを感じない点が浮かび上がってきても、目をつぶろうとせず、見直してみようと思えるものです。

ということで、今日はフレームワークを使ううえでいちばん大切なこととして、構成要素同士のつながりをテーマに書いてみました。

あなたのビジネスにとって、少しでもお役立ちになったら幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

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