freee新卒1年目のチャレンジ。涙目ナンカレーもぐもぐから「一番笑顔が多い」入社式になるまで
まいどおおきに。よさりみです。
2022年にfreeeに新卒入社し、現在は日々元気にfreee人事労務のセールスをしています。
そんな私がこのたび、1年目にして23卒入社式の企画総監督に就任し、よりfreeeを好きになったという自分語りをします。
私が総監督になった経緯
ぎぎぎぎ・・・・(挙手)
2022年11月某日、社内SNSにて
との募集が流れてきました。
当時私はフィールドセールスとして1日3商談しながら、それ以外の時間はインサイドセールスとしてお客様に架電しまくる日々。
業務が忙しいし、他の事やってる余裕ないな・・・と思ってスルーしようとした矢先、
向かいの席のJM(:マネージャー)から一言「よさりみ、入社式企画やんないの?」
そう言われたよさりみ「あ、やります」
口が勝手に動いていました。(;^_^A
12月上旬、カルデブメンバーと、上記の募集を見て挙手した新卒メンバーが10名ほど集まり、2023NEW社式企画チームが発足しました。
毎年、有志企画メンバーの中から新卒1年目からリーダー=「総監督」を選んでいます。
前総監督のかつぱん(当時2年目)から「今年の総監督を決めたいんですが、我こそはという人いますか?」の号令。
一同(・・・・・・・)
よさりみ(・・・・まじか、これ・・・私がやるしか・・・)ぎぎぎぎ・・・(挙手✋)
一同「おおお!!!!!じゃあ、よさりみに決定!!!!がんばって!!!!!」
よさりみ 「えへへ・・・オネガイシマス(;^_^A」
(やばやばば~~絶対むりなんだが~~~:;(∩´﹏`∩);::;(∩´﹏`∩);::;(∩´﹏`∩);:)
というわけで、私が総監督になってしまったのでした。
お察しの通り、この時特に私には理想の入社式のビジョンなどなく、過去の学生生活や業務でもイベント企画などはまったくの未経験で、何をすべきかのイメージもついていませんでした。
なのになぜ私がここで手を挙げてしまったのかというと、
グロースビジョンが「ヤッタルチャンになる」だからです。
参考: スマイレージ 『ヤッタルチャン』(S/mileage[Yattaruchan]) (MV)
何を言ってるかわからないですよね(^^;
やったことがないからとか、忙しいから、といった言い訳をつけてチャレンジから逃げるのではなく、まずはなんでもやってみる!
自分がヤッタルべきことを見つけられて、そこから自分で道筋を作っていける・アイデアを生める人になっていく!
というのが、この2週間前に決めた私の成長目標なのでした。
そんなわけで、私はクソデカ不安とともに2023NEW社式の企画総監督に就任したのです。
カレー屋で泣きつく新総監督
さて、このクソデカ不安のなかでまず私が取った行動は、
「歴代総監督を集めてみる」でした。
入社式企画経験が豊富なお三方をランチに呼び出し、会社近くのインドカレー屋に誘導。
よさりみ「あの・・・・・総監督なっちゃいましたけど、ど、どうすればいいんですかね・・・・:;(∩´﹏`∩);:」(涙目)
やばすぎ。
ビジネスマンとは思えぬ、全てを投げうった質問。
主体性のかけらもない。
先輩を呼び出しているんだから、せめて聞きたいことを整理しておくべき。
そうはわかっていながらも、とにかくこれから何をしなければいけないのか、わからないことがわからなかったし、不安なことが多すぎました。
私の企画進行で何か重大な準備が抜け落ちていて、台無しになったらどうしようとか、私にはアイデア力が無いから超つまんない入社式になっちゃうかもとか、しっかり会議を進行できるのかとか・・・
とにかく今ある不安を拙い語彙力で吐露したところ、お姉さま方から
「総監督が全部やらなきゃいけないわけじゃないから。例年やってきてて必要ってわかってることは私たちが教えるし、誰かが何か気づいたら言ってくれるよ。タスクも分担すればいいし。そんなに不安がらず、よさりみのやりたいようにやりな。大丈夫。」
と心強いお言葉。
それを聞いた私は、モグモグとナンを食べながら、私なりに総監督としての心がけを考え始めました。
私の総監督像と、入社式ビジョン
私が考えた総監督の役割は、以下です。
①予定の計画・mtg進行
入社式当日から逆算してマイルストーンを定め、予定通りに準備が進むように進捗管理をする。(1月末までにコンテンツが決まっている、など)
これに沿って週次の定例mtgでの議題を決め、取り仕切る。
②ビジョンを持ち、最終決定をする
基本は企画メンバー全員でアイデアを持ち寄ったりディスカッションしたりしていくが、迷った時には総監督が方針を示して最終決定する。
そのために、総監督自身がこのNEW社式のビジョンを強く持つ必要がある。
一、23卒新入社員に、freeeに入社を決めて良かった!と思ってもらう
(家に帰って親に入社式の話をするとか、学生時代の友達に自慢しちゃうくらい)
一、テレビを見ているような一方的な入社式にはしない!
(4年ぶりのリアル開催だからこそ、インタラクティブな体験にしたい)
これが、私が直感的に信じていた今年の入社式のビジョンでした。
freeeのおもしろポイント
さて、私がNEW社式企画を運んでいくなかで特に強く感じたfreeeの面白いポイントを3点ご紹介します。
理想ドリブン→リソースを集めていく
freeeの行動指針の1つに「理想ドリブン」があります。
今あるリソースでできることを考えるのではなく、まずは理想を考え、それを実現するために必要なリソースを集めるという考え方です。
コンテンツを考えている時期などは特にこの理想ドリブンを強く感じました。
ついつい
「この大人数でリアル開催するならこの企画は無理だろう」
とか、
「これは社内のオンライン配信用のカメラで追えないから無理」
などと考えてしまいがちですが、
議論がそのような方向に傾き始めると、必ず誰かが
「いや、新入社員の体験を最優先にして考えよう」
と理想に立ち返ってくれて、それを実現するために時間配分や形式を工夫しました。
たとえば、自己紹介。
新入社員総勢60名が自己紹介をするとなると、時間も長くかかるし、壇上に上がるオペレーションも大変だし、間延びしちゃうし、そもそも全員の名前を覚えるなんて無理だから、やめちゃう?
いやいや。
新卒同士も、既存社員→新卒も、絶対にみんなの人となりや個性がわかったほうが良い!
23卒が入社したことにワクワクするし、今後業務で関わった時に話も弾むはず!
1人15秒なら15分で終わるし、間延びしないように動画にしよう!自分を表すハッシュタグを表示すればキャッチーに伝わる!
ということで、自己紹介は無事実現。
開催後アンケートでも好評でした。
チャレンジを阻む理屈をこねない
これは、同じ部署の中途入社した先輩がおっしゃっていたことです。
このNEW社式企画は有志で、もちろん通常業務(私の場合はセールス)と並行して行います。
「そういう場合、だいたいの上司は『まあそういうのも良いけど、まずは君が課されている数字を達成しないとね』って言って業務外のことはさせてくれないんだよ。でもよさりみのJMはシンプルにこの入社式企画がよさりみの成長に繋がると思ってチャレンジさせてくれたんだよ。そんな会社ってなかなかないよ」
とのこと。
freeeでは良い意味で私のキャパを決め切らずにチャレンジの機会を与えてくれます。
新卒入社していると当たり前に感じてしまいますが、確かにこれってすごいことだなと思いました。
カルフラの技術力がすごい!
対面入社式とはいえ、既存社員が業務をしている最中に隙間時間で視聴したり、リモートワーク中の社員も参加できるように、社内SNSでのオンライン配信もします。
ぜーんぶ、社内のカルフラ(カルチャーインフラ)チーム が実行してくださいました。
特に感動したのは、前述した自己紹介コーナーで、実際の新卒本人をワイプで抜く一節。
これは配信設備や技術のことを何も知らない企画チームが「やりたい!」とムチャぶりしたものなのですが、見事に実現してくださいました。
むちゃくちゃ難しかったそうです。
スマセン(^^;
無事成功し、カルフラのyoも打ち上げでは「無理だと思ったけど、やってみるもんだね!限界を決めずにアイデア出してくれたからできたよ!」と言ってくださいました。
カルフラについてもっと知りたい方はこちらをご参照ください。NEW社式の技術についても触れられています。→ 映像制作のプロがfreeeに転職したら設備も野望もガチだった
当日の様子
4/3(月)17:20~ freeeの2023NEW社式が始まりました。
テーマは「探索」
司会も社長も探検隊モチーフの衣装です。
当日のハイライトを少しお見せします。
DSのお話
新入社員からも、既存社員からも好評だったDS(社長)のお話。
トークセッション
DS × 19卒engのmatzさん × 20卒bizのotm × 23卒
事前に23卒から募った質問をいくつかピックし、DSと先輩社員が答えていきます。
一発目の質問にDSが想定以上に長く答えた時に、matzから「あの~DSさん、多分話長いっす」との一言で会場大盛り上がり。
社長と社員の距離の近さが垣間見え、新入社員のカルチャー理解に貢献したはず。
クイズ大会
freeeにまつわるクイズ大会コーナーも。
5名×12チームに分かれて、1分間のシンキングタイムで話し合い、答えをホワイトボードに書いて掲げます。
freeeのことを知りつつ、同期と仲良くなれた様子。
うまく点数がばらけて企画チームはホッとしました。ナイス難易度設定。
NHK取材
おまけですが、NHKのニュースウォッチ9から取材が入りました。
オンライン入社式で入社した若手社員が、後輩の対面入社式を企画しましたよという内容。
本番の様子は以上です。
ちなみに、当日取材に入っていたNHKの方から、式終了時に
「新入社員がみんなリラックスしていて、今までで一番笑顔が多い入社式でしたよ」
と言っていただきました。
23卒新入社員の体験を第一に考えてイベント作りしたことがしっかりと本人たちの顔に表れたことは、とても良かったなと思います。
振り返って
NEW社式で得たこと
①ヤッタルチャンへの近づき
自分じゃ絶対無理だと思ったことでも、やりますと言ってやってみたら意外となんとかなるもんだという自信がつきました。
②計画力
3か月後の本番までにクリアしなければいけないことを逆算し、週次のタスク整理をすることができました。
前述した通り、総監督に手を挙げた時の不安から、なんとか軌道に乗せることができたのは、序盤で半月スパンのマイルストーンを置き、道筋がイメージできたことが大きいかなと思います。
これは普段の仕事でも生きています!!(^^)!
③横のつながり
通常業務では関わることのない同期や年次の近い先輩方、人事/総務チームの方々と仲良くなれました。
入社式運営で関わった後、すぐに通常業務でも関わっているメンバーもおり、とてもコミュニケーションが取りやすいです!
本当に様々な部署から集まっているので、今後も業務などで突発的なシナジーが生まれそうです!
freeeにとって、NEW社式とは
よさりみ個人の考えですが、新卒社員は会社のカルチャーを体現し、強くしていく存在だと思っています。
今年入ってきた23卒社員60名も、これからどんどんfreeeのカルチャーを進化させ、ビジネスを前進させていきます。
そんな彼らを受け入れるイベントである「new社式」で、新入社員はもちろんのこと、既存社員もfreeeの未来にワクワクするというのが、あるべき姿だと考えています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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