ただ呪い呪われた僕の未来を想像して

今年に入り少し遅れて呪術廻戦にどっぷりはまり、アニメ・漫画・小説を順に読み漁った。
漫画を読み終わった後感情移入しすぎて、廻廻奇譚を聞くと泣くようにまでなった。

未だに読み返しては泣いたり、グルグルと考えたりする。

夏油のことや五条、1年ズの事。(敬称略)
出来ればメイン4人は早く再会して、沢山笑って沢山食べて、沢山青春を謳歌して欲しい。ただただ、願っている。

でも、そうはいかないのが呪術廻戦と言う物語なのだ。
呪術師をやっている以上、彼らは常日頃から明日の約束さえも、はたまた任務終わりの約束さえ守れる保証ができない仕事に就いている。

生きるか死ぬか、高校生のまだ守られるべき子どもさえも任務に赴き呪霊を日々祓っている。
各々の信念に沿って呪霊を祓って行く中で、主人公達は自分の信じてきた信念や理想と現実の狭間に揺れ動き、成長していく物語である。

読んでいる自分は呪術師ではないが、主人公達と一緒に『自分も強くなりたいと』思う日々に暮れている。

呪術廻戦と作者の芥見下々先生には、喜怒哀楽全ての感情を揺さぶられている。良い意味でも悪い意味でも、またそれも一興で楽しい。

嗚呼、これがハマった者への宿命なのだ。

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