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コーヒーから始まる1日

朝起きてコーヒーを淹れるという習慣を半年ほど続けている。この習慣を始めてから随分と1日が長く感じられ、豊かになったように思う。この習慣は心の平静を保つのに大きな役割を果たしている。もしこの習慣がなく、朝起きていきなり勉強なり仕事なりをしていたら、きっと1日はより慌ただしく、味気ないものになっているに違いない。

朝にコーヒーを淹れることは一見無駄に見えるだろう。本を読んだり、運動をしたりするほど有意義であるようには見えない。しかし、その無駄を享受できるだけの心の余裕を持つこと、それこそが大切なのだ。

心を整えたところで全ては得られないが、心を失えば全てを失う。何をしても楽しくなくなる。ご飯も味気なくなる。いくら物質面で充足していたとしても、そんな人生に何の価値があろうか?

この習慣をやるかやらないかはほんの僅かなものだ。だが、積み重なればその差は計り知れないものとなる。全ては複利で増えていく。お金も。人生の豊かさも。僅かな行為の積み重ねが1日を作り、その1日の積み重ねが人生を作る。だからこそ、この僅かな差にこだわれるかどうかが肝心なのだ。

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