悪戯神様と天の子の冒険聖書40
「ほほう、そなたがアマ様ですか?私はキノモリの長として命の森を管理する使命を託されたイッカと申します。」
「イッカのように立派なキノモリは傘を取ったり隠したり出来るのです。」
ヒャッカが小さな声で教えてくれたがイッカはヒャッカ達キノモリを睨み、
「全くどーしょーもないねお前らは!チョウカはいち早く森の異変を知らせに単身で飛んできたと言うのに!ったくお前らの足はぶらぶらするために出来たのか!?」
「ああ、折角アマ様が来られたのに…。」
高い声が聞こえてきたかと思うとイッカの腰の所から白いキノコが覗き、ひょこっとチョウカが現れた。
「チョウカ、何故黙って行った?心配したんだぞ!」
「チョウカ、無事で良かった!」
ヒャッカとセンカがチョウカを抱きしめた。
「全くこれだけ遅れたくせに良く言うよ。」
イッカが呆れてヒャッカたとセンカの傘を小突いた。
まぁ、チョウカはクヨ様の使いに成り代わられたってのは仕方ないにしても、ちょっとそれに気づくの遅いよね。
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a