悪戯神様と天の子の冒険聖書25

トワクスはふと空を見ては私ち向き直りまた深々と頭を下げて、

「色々と大変でしょうけど決してご無理なさらず御身大切になさってくださいませ。失礼ながら突然の用事で呼ばれてしまいました。しかしこのトワクス、及ばずながらもあなたを応援させていただきます。」

と急いで飛び去った。

さて、何処へ行こう?

ポワッと赤い光が一際大きく輝いた。

コソコソ、モソモソと出てきた光の元は赤いキノコ?

柄の所に顔があるのか2方向に分かれたモジャモジャ髭が見える。

絵本に出て来そうなキノコのキャラクター?

私と目が合うなり笠を下げて、

「お待ちしておりました、天の神子アマ様!」

なんか、実感ないからそんな言われ方されたら照れてしまう。

「私はこの命の森の賢者キノモリの1人、ヒャッカと申します。来られたばかりで頼み事など大変ご無礼なことですが時間がないのです!どうか不躾な私をお許しくださいませ!」

ガタガタ震えて土下座しているようにも見える。

とにかく何があったのだろう?

事情を聞いてみよう。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a