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騒がしい始まり
春を待つ花のような君へ
こんにちは、ちょっぴり手紙開いちゃったけど僕のこと忘れてないよね?
君の知らない場所から秘密のルートで手紙送るフルトだよ。
まだまだ子供なんだけど開いている間だってしっかり修行に励んでいるよ。
逢いに行けるその日まで待っててくれる?
今日のお話はね、ある修行しているあの…。
ま、いいやf^_^;
ギャマナ(G)「おっっはよーーん!!」
フルト(F)「どわっ!!」
全く心臓飛び出すかと思ったよ。
なんでか、いーっつも寝坊ばかりのギャマナ姉さんがえらく張り切って大声で起こしてくるんだもの。
僕が驚いた顔をまじまじ見て両手を腰に置いて呆れ顔して、
G「おいおいなんだい?この寝ぼけ面は。全くしょーがねーな。ま、いっかあ。ねね、フッくん。アタシの挨拶元気だったかい?」
って急に声のトーン変えてソワソワしてんの一体何なのさ?
F「姉さん、朝っぱらからどしたの大声で。」
G「どうしただって?いつもと変わんないよーっだ。キャハ(^∇^)」
いやいや絶対おかしいどうかしてる。
そうこうしているうちに
アント(A)「あんだよ?早いなーああ。」
欠伸しながらアント兄さんも入ってきた。
誰に貢いでもらったのか盗んだのか知らないけどコンピュータみたいな腕時計見て自分の額を軽く叩き、
A「なんでいまだこーんな時間じゃねーか。じゃ俺様は朝の楽しみ二度寝ってもんで。ヘッヘッヘ。」
ってアント兄さんベッドにバタンと倒れ込む。
ってこのベッド僕のだけどΣ(゚д゚lll)
ってか酒臭いなー。
休み前だからってきっとまた深酒してたんだ、だらしないな(~_~;)
あ、僕らは年よりレベルUPで飲酒の許可が下りるんだよ。
少なくとも爪を使った技が使えないとダメなんだ。
勉強嫌いのアント兄さんとギャマナ姉さんは爪の技使えるから一応飲めるんだけどこれじゃダメだね(-。-;
A「何ブツブツ兄の悪口ほざいてんだフルトぉええ⁉︎」
うわー!目が行ってるし絡んできてるし!
そっか、容姿ほそこそこで口上手いのにこれだから彼女に逃げられるんだなー(・_・;
A「うっせーな。勉強しぬ程嫌いな俺様が、酒の席でモテモテになるために一生懸命勉強してやったんだ、スゲーことだぜ?」
ま、確かに凄いことだけど何もそんな上から目線で言わなくても。
トーノ(T)「そうだよ勉強は自分のためにやるんだからね、してやったはおかしい!」
うわー!音もなく入ってきたトーノってばハッキリ言うね!
恐れも知らない子供って時々気持ちいい。
あ、アント兄さん泣き出したぞ、泣き上戸か!
A「ああん!弟達冷たーい!そーだよ酒飲みてーから勉強したんだほら!てめえのためじゃん何か間違ってるか?いちゃもん付けめが。」
本当しまつにおえないな。
全く仮にもアント兄さんは長男なのに、トーノは末弟なのに。
一体どっちが大人なんだ?
こーなったら暴れる前に逃げなきゃな。
部屋壊されたら大変だし。
僕らが廊下へ出たらギャマナ姉さんが何も言わずトーノを肩に乗せて僕の腕を引っ張って姉さんの部屋に無理矢理連れて行かれた。
いつもチャラチャラしているギャマナ姉さん、ちょっぴり深刻な表情でどしたんだろ?
香水もいつものじゃないし。
まだまだ話長くなるから今回はこの辺で。
近いうちに続きも送るからね?
あ、君や君の周りも休み前に羽目外し過ぎないように気をつけてね!
じゃね!
byフルト
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a