脳裏の叫び
行かないで
行かないで
忘れないで
忘れないで
…
時と共に小さく遠くなる叫び声
あれは誰だったんだろ
あれはいつだったんだろ
あの時誰を置いて行ったんだろ
私を止める
私を止めようとしていた
だけど
だけど私は行った
あの人は今のそれより大事だったんだろうか
それともあの人なんかどうでも良かった
いや違うな
行かねばならなかった
そうだ
きっとそうなんだ
そうとしか考えられないし
それ以外はもう見ない
それで私は心を閉ざす
あの叫び声にまた蓋をする
けど
どんなに小さくなっても消えることはない
限りなく小さくなる
だけど消えることは決してない
行ってしまったけど忘れない
忘れられない
忘れちゃダメなんだ
叫び声だけは置いて行けないんだ
忘れない
真っ白い向かうにぼんやり影
遠い昔の幻か
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a