宇宙(そら)翔ぶキアの秘密基地111
1のゾロ目遂にきたー!!
…
あたしもキツイ香りに慣れたからか美味しく食べられたの。
モースターはニヤニヤして、
「へぇ、妖精さんでもんなどぎついもん食わせたらイケるもんだ。おい、知ってっか?」
「あー!!モースターってば自分だけずるーい!!」
遠くから叫んでいるのはガンドウだ!
ガンドウも早起きだものね。
美味しいものを頬張って上機嫌はモースターはお腹を突き出してガンドウに負けずガラガラ声で
「へん、羨ましいだろ!?しかも今日は妖精さんも一緒なんだ。」
って叫んだら負けず嫌いなガンドウは顔を赤くして
「いいもんいいもん!昨日はキアちゃんとめいいっぱいお話したもんな!」
なんて言い残して部屋に戻っていった。
「え?何でみんなで食べないのですか?」
あたしが尋ねると
「へん、あいつは冷やかしさ。ダメなんだよホルモンが。あ、お前さホルモンって知ってっか?内臓のことだよ。すげーな、妖精がホルモン食ってっぞ!前代未聞だ、ガハハ!!でもま、これでお前も早食い仲間だ!」
何ちゅう仲間意識なの?本当嬉しそうね。
あれ?いつのまにか食器が綺麗に片付いていつもの朝食が並んでいる!
これもナーブが!?
そうこうしている間に仲間が集まってきた。
「おっはよー!」
ガンドウはけろっとしている。
本当何にも気にして無さそう。
その後でフレア、バトレオ、ナーブ、キャッチャ、ギリンとギラン、カジジイ、マッピアの順に集まってきた。
カジジイは自分の分を取ったらすぐに舵室に戻って行った。
それからしばらくしてから
「よーし、揃ったか。皆の衆、今日もサイレンス海賊団の栄光のためしっかり食事をするのだ!!」
甲板の上で脚が震えているが頑張って大声出しているバトレオもいつもの光景と化した。
しかしモースターはさっきあれだけ食べたのにどんどん食べ物に手を伸ばす!
全くペースが落ちない!
…
うーん、良く食べる人とあまり食べない人、いつからそんな差が付くのだろう?
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a