悪戯神様と天の子の冒険聖書146

私をギロリと睨みつけ、
「成程お前がテラ様の神子。ま、お前はどうでも良い。どうせ、ここまで来るのに他の力を頼ってきただけだろうし咎める気すら起きぬわ。しかし…。」
私から目を逸らしたかと思うと
「お前だ!何勝手なことをしてくれた!?」
ヒノリミコは縮み上がって
「ノカ様申し訳ございません。」
と必死で謝っていた。
ノカ様の背中から暑くて炎のようなオーラが波打ちながら上がっていくのが見えた。
かなりお怒りのご様子。
ノカ様は瞳を閉じながら身体をぶるぶる震わせ抑えておられる?
「ヒノリミコ、お前にはテラ様にお仕えしその生涯を尽くすことを命じて約束させたではないのか!?なのに、こんな幼い小娘なんぞのペンダントにコソコソ隠れて!アマとやらも、私が渾身の力を持って生み出した式神をよくもこんなちっぽけな情けない姿にしてくれたな!!」
ノカ様の身体が燃え上がっていく!
周りの溶岩も波打ってきている大変だ!!
これ以上下手なこと言ってノカ様を刺激してはいけないと察したヒノリミコは何も言わずただ祈っている。
だけど、その様子にもノカ様は苛立ちを募らせている。
ここは私が何とかしないといけない!
「この私が納得出来る理由なぞあるものか!?あるなら説明してみろ!!」
怒鳴るノカ様を前にしても冷静にしないといけない。
私は間違ったことをしているつもりはないのだから。

Q60.ノカ様を静めるためにはどうするべきか?

ヒントは明日のつぶやきで

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a