悪戯神様と天の子の冒険聖書96

私は皆が見守る中、このままゆっくりとストンと草むらに横たわるように着地した。
「うむ、あのような危険な場所に迷わず向かわれ番人の嘘もかわし、洞窟の場所を突き止めお見事華の石を取ってこられた!疑いをかけた上このような危険な目に遭わせてしまった償いは何でも致しますのでどうか、お許しください。」
と、ローニの長老が頭を下げた。
これで私は神として認めて貰えたのね!
でも華の石は花火を上げて爆発してしまったのでは?
ローニの長老はその様子を見て顎の長い髭を少し摘んで目を細め、
「ホホホ。」
と笑って、
「おっと申し訳ございません。そなたは神様であられながらあどけなく不思議そうなお顔をされておられるものですので。でもま、御神木の種はそなたを選んだのです。どんな素晴らしい御神木がお育ちになるのか我々も楽しみでございます。これこれどうした?あ、アマ様失礼します。」
長老は突然後ろを見たらローニの1人が攻撃体制になり唸り声を上げている。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a