悪戯神様と天の子の冒険聖書57

森はみるみる元気を無くしていき腐って一部が溶けて異臭を放っていた。

「うぉーん!」

何?奇妙な獣の遠吠えが聞こえてくる!

「森の食糧がなくなりローニ達が嘆いておるのだろう。このまま森をみごろしにするわけにはいかぬ。そこでアマ様が頼りなのです。」

私、知らない所でこんなに頼りにされていたのね。

急ごう、これ以上犠牲が増えないように!

「きゃっ!」

何なにこれ?

突然白い霧のような糸のようなものが絡まってくる!

「アマ様、如何なされましたか!?アマ様!」

トワクスが呼びかけてくるけどその声はどんどん遠ざかっていく。

「トワクス、何処!?」

そんな私の声もトワクスには届かないよう。

「アマ様!!いかん、よし…。」

トワクスの声ははっきり聞こえない微かな声になりそして…。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a