避暑地
炎と水が飛び交う世界に生きる君へ
こんにちは、久しぶりだけど元気してる?
君の住む世界は暑かったり大水が出たり大変だろう?
僕らの世界も夏は暑いよ!
今は300℃あるよ(;´д`)
全部溶けちゃう。
そうは言っても父さんが育った世界は数千℃以上になる灼熱の世界だからこれぐらい我慢しろって。
そんな極端な例出されてもなー、暑いものは暑いよ(´-ω-`)
父さんとアント兄さんはお腹出してゴロゴロしてるしギャマナ姉さんは冷凍庫から氷持ち込んで部屋の隅でぶつぶつ言ってるし、母さんと姉さんは水浴びしすぎだしトーノは羽根団扇の研究してるし…。
僕は汗かきかき手紙書き書き(;´Д`A
家全体から
「ウダー!」
って感じの嘆きの声が聞こえる。
デラ(D)「あんた達、だらだらだらだらして情けない。宿題は終わったの!?」
アント(A)「始業式までに終わらせれば結果オーライだろ?」
その時部屋から出てきたギャマナ姉さんは、
ギャマナ(G)「あんちゃん、こっちがしんどい時にやけに張り切るあいつが頼みか?おうトノ君、そんなに張り切ってどーすんだぁ?」
トーノは振り向きもせず、
トーノ(T)「ボクは将来のためにこの休みにしか出来ない研究するんだ!」
A「んなガリ勉ばっかしてちゃ俺様のようにたくましくてモテる良い男にゃなれんぞ。」
T「にーちゃんみたいになりたくないから頑張るんだよ。」
A「おお!?こんなハンサムで肉体美プリンスである俺様になりたくないって?」
驚いた顔のアント兄さん、ギャマナ姉さんはトーノの肩をポンと叩き、
G「解る!トノ君はチョーインテリって奴になりたいんだな。」
T「インテリ?世界一の研究家目指すんだ。」
トーノは照れながら小さな声で答えたけどほら、2人はニヤニヤしてるよ危ない奴だよこれ:(;゙゚'ω゚'):
A「よっしゃあ未来の博士!俺様の分の宿題頼んだぞ!」
G「アタシもトノ君に協力して宿題を譲るよ!」
ほらね、思う壺(ー ー;)
T「ありがと。」
えっ(°_°)
T「宿題はやるよ。全部ボクの名前で。ボクが博士になれるように協力してくれるんだろ?ならばキャリアを伸ばすため自分の名前をちゃんと書くよ。」
流石トーノ、しっかり勉強してるから怠けの2人より1枚上手だ(゚o゚;;
ギャマナ姉さんは首をブルブル振り
G「良いよそれで!トノ君の名誉だしアタシは宿題しなくて良いし。お礼に、バッソJr.だけで避暑地にいこーぜ。」
ギャマナ姉さんが言う避暑地とは!?
今回はここまでだけど続きはまた近い日に送るからね!
byフルト
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a