悪戯神様と天の子の冒険聖書73

再び目を開けると手のひらには紅と橙色の珠、透明なバブル玉が繋がり、トップには鳥が翼を広げたような形の赤い宝石が付いたペンダントになった!

なんて綺麗!

私はペンダントを首にかけた。

大きなペンダントなのに意外に軽い!

ペンダントのトップが光る時、ヒノリミコが喋る。

「これからはお側でアマ様をお守りさせて頂きます。」

「でも力を使い過ぎたのでしょう?」

トップになったヒノリミコは淡くてでも優しい光を放ちながら、

「ご安心くださいませ。私はアマ様がテラ様をお思いになられる限り力尽きません。後はアマ様のお使いの方が目覚めるまで…。」

上から羽ばたく音が聞こえてきた。

あ、トワクスだ!

「アマ様大丈夫ですか?あ!この首飾りは!あのヒノリミコ様がアマ様の元に留まるとは。本来あの、ヒノリミコ様がテラ様以外の元に留まることはありませんがやはりアマ様にも太陽のような御光をお待ちなのでしょうね。それは心強く思います。ところで今からやるべきことを、スオ様からお告げが来ています。」

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a